OpenAIは4月23日(現地時間)、ChatGPTの画像生成機能の基盤となるモデル「gpt-image-1」をAPIで一般提供した。これにより、開発者が自身のアプリケーションに画像生成機能を組み込むことが可能になる。
gpt-image-1は、高精度な画像生成と編集、多様なスタイルの描画、テキストの正確な表示などの機能を備えており、ChatGPTでもすでに利用されている。すでにAdobeやFigma、Quora、Wixなど、各社のサービスにおいてgpt-image-1を活用した事例が登場している。
料金は1Mトークンあたりテキスト入力5ドル、画像入力10ドル、画像出力40ドルとなっており、画像1枚あたり約0.02〜0.19ドルに相当する。Playgroundでも利用可能で、開発者はすぐに試すことができる。
また、OpenAIはリリースを記念し、画像生成コンテストを実施中。専用プリセットを用いて作成した画像をX(旧Twitter)で投稿することで応募でき、選ばれた25作品はステッカー化され、作者には10枚のステッカーが贈られる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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