Google Cloudは、6月17日、新しい仮想マシン「C4D」の一般提供を開始したと発表した。
「C4D」は、第5世代AMD EPYCプロセッサ(Turin)とGoogle Titaniumの最新技術を搭載した新しい仮想マシンシリーズ。4月に開催されたイベント「Cloud Next 2025」にて発表されていたが、今回正式リリースとなった。
C4Dは高いパフォーマンスが特徴で、前世代と比較して、Webサービスのスループットは最大80%、一般的なコンピューティングワークロードのパフォーマンスは最大30%向上するという。
また、ベアメタルインスタンスや次世代Titanium Local SSDなどの主要なエンタープライズ機能をサポートする。エンタープライズ水準のセキュリティと信頼性も備えている。
さらに、C4Dのプロセッサは、512ビットデータパス、50%増加したメモリチャネル、高いIPCを備えたAVX-512をフルサポートしているため、CPUベースの推論や金融モデリングとシミュレーション、分析といった、計算負荷の高いタスクのパフォーマンスを大きく改善している。
そのため、C4DはデータベースやAI推論、Web、アプリケーション、ゲームサーバーをはじめ、ミッションクリティカルなビジネスアプリケーションまで、幅広い汎用コンピューティング ワークロードに適している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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