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「ASP.NET MVC Framework」ベータ版リリース

 米Microsoftは米国時間の16日、「ASP.NET MVC Framework」のベータ版をリリースした。

 米Microsoftは米国時間の16日、「ASP.NET MVC Framework」のベータ版をリリースした。同社のWebページからダウンロードできる。

 今回からgo-liveライセンスが明示され、実際の運用環境でのデプロイも行えるようになった。Visual Studio(以下、VS)対応を含む幾つかの機能追加を除き、最終版(V1)のほとんどの機能を網羅済み、主要な変更はないだろうとしている。

 ベータ版の主な新機能・変更点として、「VSにおけるView追加作業の簡略化」「JavaScriptファイルの配置場所として推奨されるScriptsディレクトリ(プロジェクトルート直下)」「jQueryのインテリセンス」「Preview 5で追加されたフォーム送信シナリオとModelバインダーの改良」「Html.Form()をHTML.BeginForm()に変更し、using文を使うか、Begin~Endの書式にするかを選べるように」「Silverlight 2アプリケーションのプロジェクト形式にASP.NET MVC Web Projectを選択可能に」「2つに分かれていたアセンブリの統合(Microsoft.Web.MvcはSystem.Web.Mvcに)」「GACへのデプロイ」などが追加された。

 詳細なチュートリアルや動画は、ASP.NETのサイトで参照できる。

 なお、Scott Guthrie氏は同氏のブログにおいて、「ASP.NET MVCはオプションとしての提案であって、MVCの開発モデルを好まない開発者は無理に使う必要はない。既存のWebFormsの開発モデルを置き換えるものではないし、今後は両者ともにサポートや改善を進めていく。だから、MVCの開発モデルに馴染めないからといって心配しないで欲しい」とも述べている。

 ASP.NET MVCベータ版の動作環境は.NET 3.5または.NET 3.5 SP1。開発環境としてVS 2008と、無償版のVisual Web Developer 2008 Express SP1をサポートする。

  
【関連リンク】
ASP.NET MVC Beta Released (Scott Guthrie氏のブログ)
もう一つのASP.NET 「ASP.NET MVC」を知る(前編)
もう一つのASP.NET 「ASP.NET MVC」を知る(後編)

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この記事の著者

斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)

株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...

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