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![]() ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」を読みました。もっとハードな内容かと思っていたのですが、ライトで楽しい小説でした。この小説の主人公は、発明家の技術者です。その彼の物の考え方や習性に対して、思わず「そうそう」と言ってしまう部分があります。技術系の人は、共感するところの多い主人公だと思います。 この小説の主人公は、コールド・スリープで未来に行きます。そして、「この技術を使えばあれもできる、これもできる」と、未来の技術の進歩を心から喜びます。その様子は、現状に甘んじたり、既得権益にしがみつく人間の様子とは対極をなしています。 時代は、この小説の主人公のように未来に行かないでもどんどんと進んでいきます。その際、時代の変化を心から喜べるような精神を持ち続けたい。この小説を読んで、そう思いました。 |
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