SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発

【第2回】ホスト


  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

gdbの入手

 gdbはこちらのサイトから入手できます。

 現在(2007/10/20)、gdb-6.7が最新バージョンです。筆者自身は6.6を使っていますが、遠からずバージョンアップしようと考えています。

gdbのインストール

 こちらは複雑な手順は特にありません。gdb-6.6.tar.gzをダウンロードしたら、

tar xvfz gdb-6.6.tar.gz 
cd gdb-6.6 
./configure --target=arm-elf --prefix=/usr/local/arm/  --enable-languages=c,c++ --with-cpu=arm7tdmi   make  make install

 これでインストールは完了しました。ホームディレクトリの.bash_profileに、export PATH=$PATH:/usr/local/arm/bin を書き加えた後、

source ./.bash_profile[Enter]

 を実行し、(※bashの場合)

arm-elf-gcc[Enter]

 と入力した後に

arm-elf-gcc: no input files

 と表示されればOKです。

arm-elf-gdb[Enter]

 と入力した後に、Windowsと同様のメッセージが出ていれば、今回のインストールは完了です。

予告

 次回は、JTAGインタフェースの接続準備に取り掛かります。

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

大橋 修(大宮技研合同会社)(オオハシ オサム)

大宮技研 エグゼクティブ・エンジニア。都立高専電気工学科卒業後、日本精工(株)でエアバッグの制御ソフトウェア開発、ボッシュ(株)にてエンジンマネージメントシステム開発、適合ツールの開発、プロジェクトマネージメント、ノキアにてシンビアンOS用ミドルウェアS60の開発などをおこなう。インテルを経て、首都大学東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/3712 2009/03/17 13:29

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング