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Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発

【第9回】ターゲットの製作(その4)

動作確認


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動作確認の手順

 さて、それでは実際に動作確認をしていきます。手順は次の5つです。

動作確認の5つの手順
  1. リセットスイッチを押す
  2. OpenOCDの起動確認
  3. telentの起動確認
  4. Helpの確認
  5. プログラムのフラッシュ

1.リセットスイッチを押す

 接続確認をしたら、まずリセットスイッチを数回押します。

2. OpenOCDの起動確認

 次にOpenOCDの起動確認を行います。Windowsで行う場合と、LinuxもしくはMacOSXで行う場合とでは手順が異なりますので、別々に説明します。

Windows

 新しいDOSプロンプトを起動して適切なディレクトリ(設定ファイルや実行ファイルの置いてあるディレクトリ。パスが通っている場合はこの限りで無いかもしれない)に移動後、OpenOCDを起動します。

OpenOCDの起動
OpenOCDの起動

 起動できない場合は配線ミスが考えられますので、PCからシステムを外した後に、テスタでの接続確認やEZ-ARM miniターゲットボードの製作に間違いがないかどうか確認します。

Linux / MacOSX

 UNIX系のOSは共通したオペレーションになります。まず、Terminalプログラムを起動して、suを実行して、root権限を取得します。

 次に適切なディレクトリ(設定ファイルや実行ファイルの置いてあるディレクトリ。パスが通っている場合はこの限りで無いかもしれない)に移動後、OpenOCDを起動します。

OpenOCDの起動
OpenOCDの起動

 起動できない場合は配線ミスが考えられますので、PCからシステムを外した後にテスタでの接続確認やEZ-ARM miniターゲットボードの製作に間違いがないかどうか確認します。

次のページ
3.telentの起動確認

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この記事の著者

大橋 修(大宮技研合同会社)(オオハシ オサム)

大宮技研 エグゼクティブ・エンジニア。都立高専電気工学科卒業後、日本精工(株)でエアバッグの制御ソフトウェア開発、ボッシュ(株)にてエンジンマネージメントシステム開発、適合ツールの開発、プロジェクトマネージメント、ノキアにてシンビアンOS用ミドルウェアS60の開発などをおこなう。インテルを経て、首都大学東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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