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【第4回】朝会でリズムづくり


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朝会のコツ

毎日続ける

 朝会は先に書いたとおり、リズムとシンクロを作り出しチームのコミュニケーションを円滑にするオイルのようなものです。工場のラインに毎日オイルをさすように、毎日朝会を続けないと意味がありません。

短時間で実施

 朝会の時間が長くなるとメンバは嫌気がさして、朝会がストレスになってきます。メンバの数にもよりますが、15分をめどに実施するのがよいでしょう。毎日実施するためのポイントです。

司会者はタイムキーパ

 質問に答える人はなかなか時間を気にすることができません。そこで、司会者が時計を見ながら話を整理する必要があるでしょう。キッチンタイマを活用するのもよいでしょう。

問題点の深堀り厳禁

 「問題点は?」と聞かれると、詳細な説明に入りがちです。また、聞く側もすぐに対策案を出したくなるのですが、そこはぐっと我慢し問題点の洗い出しでとどめてください。

 対応策まで話が及ぶと、どうしても時間がかかります。司会者は問題点を箇条書きで記録し、関係者は後で対策会議を開くようにしましょう。こうすることで問題点に関係ない人の時間を無駄にすることがなくなります。

進捗報告というより決意表明

 もちろん進捗状況を共有しているのですが、遅れに関して対策しなければならない場合は別途会議を設定しましょう。進捗報告というより各メンバの「ここまで出来たぞ!」という達成感と「ここまでやるぞ!」というチャレンジ精神を引き出すことを目的にしましょう。聞いている側もチームを盛り上げるような工夫をしてみてはどうでしょうか。

 さあ、朝会が毎日の楽しいイベントに思えてきませんか? そうなれば、ドリームチームまでもうすぐです。がんばりましょう!

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この記事の著者

土屋 秀光(ツチヤ ヒデミツ)

(有)スピナッチパワー 取締役社長 http://spinachpower.jp日本XPユーザグループ関西 理事 http://www.xpjug.jp某家電メーカーで15年間、光、無線、電灯線で帯域制御をテーマにした通信用ファームウェア開発に従事。その中で、チームによる開発方法に興味を持ち、200...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/3723 2009/03/26 13:51

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