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Google App Engine for Javaを使ってみよう!

Google App Engine for Javaを使ってみよう!
(1)Google Plugin for Eclipse

Google App Engine for Javaを使ってみよう! (1)

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デバッグ

 次は、デバッグのやり方を勉強したいと思います。

 デバッグ時には、Ajax通信の「ローカル部分」「サーバー部分」のどちらにもブレークポイントを設定することができます。以下の画像を参考に、3箇所にブレークポイントを設定して下さい。

com.daisukeyamashita.test.client.Test 91行目
com.daisukeyamashita.test.client.Test 91行目
com.daisukeyamashita.test.client.Test 125行目
com.daisukeyamashita.test.client.Test 125行目
com.daisukeyamashita.test.server.GreetingServiceImpl 14行目
com.daisukeyamashita.test.server.GreetingServiceImpl 14行目

 ブレークポイントの設定が終わったら、プロジェクト名を右クリックして、[Debug As]-[Web Application]をクリックします。

 先ほどと同じように、コンソールと簡易ブラウザが表示されますので、[Send]ボタンをクリックします。[Send]ボタンをクリックした瞬間にブレークポイントに引っ掛かり、デバッグパースペクティブに切り替えるか聞いてきますので、[Yes]をクリックします。

 すると、[Send]ボタンを押した時に通過するonClickメソッドで停止したことが分かります。Debugウィンドウの上部にある[Resume]ボタンを1回押して下さい。

 次は、サーバ部分のgreetServerメソッドで停止したことが分かります。同じように[Resume]ボタンを1回押して下さい。

 今度は、Ajaxで通信が戻ってきたonSuccessメソッドで停止したことが分かります。

 このように、GWTでは好きな場所でブレークポイントを設置することができ、さらにJavaScriptではなく、Javaのソースコードでデバッグすることができます。

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この記事の著者

山下 大介(ヤマシタ ダイスケ)

  京都大学を中心とした、産官学共同プロジェクトのSOBAプロジェクトに参加後、同プロジェクトで開発したP2P配信によるVoIP技術を2005年に商業化。オープンソース、VoIP、P2P、クラウドコンピューティングに精通。趣味はGoogleの追っかけ。現在は、株式会社SOBAプロジェクト取締役。ブログ:『~ ミネルヴァの梟は黄昏とともに飛び始める ~』所属:株式会社SOBAプロジェクトGoogle Developer Day 2008サポーター, 2009サポーターGoogle App Engine API Expert

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/3835 2009/11/22 17:03

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