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Twitterのクローン作成で学ぶLiftによる開発の流れ

Scala+Liftによる実践Webアプリケーション開発(4)

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2010/02/08 14:00
目次

設定ファイルを修正する

 最後に、設定ファイルを修正します。

 作成したテンプレートをメニューに登録します。「src/main/scala/bootstrap/liftweb/Boot.scala」を編集します。

 まずは*1でSchemifireを利用し、UserモデルとMessageモデルのプロパティをデータベースのスキーマと同期させています。

 次に*2で、作成したtwit.htmlをメニューに登録しています。LiftRules.setSiteMap関数にSiteMapオブジェクトを渡します。SiteMapオブジェクトは、Menu型のListを引数に取りますので、リスト10のようにtwit.htmlを登録します。

[リスト10] 設定ファイル(Boot.scala)を修正する
class Boot {
  def boot {
    ...

    // Schemifireで、UserモデルとMessageモデルのプロパティを
    // データベースのスキーマと同期させる
    Schemifier.schemify(true, Log.infoF _, User, Message) *1

    // entriesはList[Menu]型
    // Menu( Loc( "システムで一意な名称",
    //            "テンプレートへの相対パス",
    //            "メニュー表示用文字列) )
    // の形でメニューを追加する
    val entries = Menu(Loc("Home", List("index"), "Home")) ::
    Menu(Loc("Twit", List("twit"), "ついったーのようなもの")) ::  *2
      User.sitemap

    // LiftRules.setSitemapに上で作成したList[Menu]型の
    // オブジェクトを渡して登録する
    LiftRules.setSiteMap(SiteMap(entries:_*))

    ...
  }
}

動作確認

 プロジェクトディレクトに移動し、「mvn jetty:run」コマンドで開発サーバーを起動します。サーバー起動後に、http://localhost:8080/にアクセスすると、メニューに「ついったーのようなもの」というリンクが追加されています。

 このリンクをクリックすると、twit.htmlとして作成した画面が表示されます。

図1 入力フォームと結果出力
図1 入力フォームと結果出力

 この画面で、テキストエリアに入力して「投稿する」ボタンを押すたびに、下の部分に入力した文字列が追加されていくのが確認できるでしょう。

 投稿されたメッセージはデータベースに保存されているため、開発サーバを再起動しても投稿した内容は保持されています。

まとめ

 以上で、Liftを利用した開発の流れを、これまでの連載で解説した内容を組みあせて、データベースを利用したアプリケーションを作成しながら解説しました。

 次回は、Liftの目玉であるAjaxとCometを利用したアプリケーションの作成方法を解説します。

参考資料



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連載:Scala+Liftによる実践Webアプリケーション開発

著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XM...

  • WINGSプロジェクト 尾崎 智仁(オザキ トモヒト)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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