SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア ProductZine

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Google App Engineで開発するスケールするアプリケーション

Google App Engineで開発するスケールするアプリケーション(後編)

Google App EngineとTwitterの連携アプリケーション構築

オススメユーザー一覧表示処理

 _disp_recommendメソッドはレコメンドユーザの一覧をHTMLで表示する処理です。ソースを以下に示します。

リスト18 main.py _disp_recommendメソッド
def _disp_recommend(self,tw_user,rec_user):

    # オススメユーザの集合を取得する
    rec_users = TwitterUser.get_by_key_name(rec_user.screen_name_list)

    # オススメユーザの集合を一覧表示する

    friends_set = set(tw_user.friend_ids)
    for rec_user in rec_users:
        # matchした数をエンティティに設定し、画面に表示する
        rec_users_friends = rec_user.friend_ids
        match_cnt = len(tw_user.friend_ids) - len(friends_set-set(rec_users_friends))
        rec_user.match_cnt = match_cnt

    # テンプレートパラメータにオススメユーザの集合を渡す。
    template_values = {
        'rec_users': rec_users,
    }
    path = os.path.join(os.path.dirname(__file__), 'recommend_list.html')
    self.response.out.write(template.render(path, template_values))

 引数で渡されたrec_userはRecommendUserエンティティで、属性としてオススメユーザのscreen_nameの文字列集合を保持しています。db.Modelクラスのget_by_key_nameメソッドは引数にkey_nameもしくはKeyのリストを受け取ることができ、キーが該当するエンティティの集合を返します。ここでは、TwitterUser.get_by_key_nameメソッドに文字列集合を渡し、オススメのTwitterUserエンティティの集合を取得しています。この取得したエンティティ集合をtemplate_valuesという辞書に「rec_users」という名前で格納し、またテンプレートファイル(recommend_list.html)に渡して一覧表示しています。画面を以下の図2に示します。

図2:オススメユーザ表示画面
図2:オススメユーザ表示画面

まとめ

 本稿では、Google App EngineとTwitterを連携したユーザレコメンデーションアプリケーションのプログラムコードについて説明しました。Google App Engineを使用してサイトを構築した事例としては、アメリカではアメリカの大統領選挙用サイトの事例などが有名ですが、日本でもmixiアプリのプラットフォームとして用いられ、多くのリクエストを処理した事例などが紹介されはじめています。Google App Engineは、いままで当たり前にかかっていたインフラ調達コストを大幅に削減する可能性を秘めたプラットフォームです。本稿がGoogle App Engineを使用してシステムを構築してみようと思うきっかけとなれば幸いです。

この記事は参考になりましたか?

連載通知を行うには会員登録(無料)が必要です。
既に会員の方はを行ってください。
Google App Engineで開発するスケールするアプリケーション連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 佐藤 治夫 (株式会社ビープラウド)(サトウ ハルオ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/5023 2010/04/19 14:00

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー