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ComponentZine(ComponentOne)

データをゲージ表示するSilverlightアプリケーションの作成

ComponentOne StudioのGauges for Silverlightを使ったWebページの作成

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ゲージの作成

 続いて、グリッドにゲージを配置します。全部で4つのStackPanelを配置し、コントロールをページの中央に縦に並べていきます。

  1. 最初のStackPanelの中に、3つのStackPanelを入れます。StackPanelのプロパティは全て同じで構いません。コントロールをページの中央へ縦に並べられるように設定します。
    <Grid x:Name="LayoutRoot">
          <StackPanel x:Name="sp1" Width="Auto" Height="Auto" Orientation="Vertical" 
                      HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center">
              <StackPanel x:Name="sp2" Width="Auto" Height="Auto" Orientation="Horizontal" 
                          HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center">
              </StackPanel>
              <StackPanel x:Name="sp3" Width="Auto" Height="Auto" Orientation="Horizontal" 
                          HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center">
              </StackPanel>
              <StackPanel x:Name="sp4" Width="Auto" Height="Auto" Orientation="Horizontal" 
                          HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center">
              </StackPanel>
          </StackPanel>
      </Grid>
    
  2. 最初のStackPanelのすぐ下にTextBlockを配置し、ページのタイトルを設定します。
    <TextBlock Text="Gauges for Silverlightを使った摂氏→華氏変換プログラム" FontSize="20"
               Foreground="Orchid" Margin="10"></TextBlock>
    
  3. 2番目のStackPanelの中に、C1RadialGaugeコントロールを2つ配置します。1つは摂氏の温度を表示するゲージで、もう1つは華氏を表示するゲージです。摂氏を表示するゲージは、ゲージの中を黒色にし、140度からスタートして280度の動作範囲にします。温度範囲は0度から100度で、ポインタを赤色に塗りつぶします。
    <c1gauge:C1RadialGauge x:Name="c1rg1" Width="250" Margin="5" Background="Black"
                           StartAngle="140" SweepAngle="280" PointerFill="red" Maximum="100" Minimum="0">     
    
  4. 目盛は0から100までの2間隔で、数値は10間隔で白色で表示します。Locationプロパティを「0.9」に設定することで、目盛の内側に数値を表示します。
    	<c1gauge:C1GaugeLabel From="0" To="100" Interval="10" Location="0.9" Foreground="White"/>
        <c1gauge:C1GaugeMark From="0" To="100" Interval="2" Location="1.0"/>
    </c1gauge:C1RadialGauge>
    
  5. 華氏を表示するゲージは、ゲージ内をNavyで塗りつぶし、ポインタを赤色にします。華氏の方が温度範囲が広いので、ゲージのサイズを少し大きくし、目盛の間隔も少なくします。また、温度範囲が0から220までになるので、数値表示は目盛の外側にします。
    <c1gauge:C1RadialGauge x:Name="c1rg2" Width="270" Margin="5" Background="Navy"
                           StartAngle="140" SweepAngle="280" PointerFill="red" Maximum="220" Minimum="0">
        <c1gauge:C1GaugeLabel From="0" To="220" Interval="10" Location="1.1" Foreground="White"/>
        <c1gauge:C1GaugeMark From="0" To="220" Interval="5" Location="0.85"/>
    </c1gauge:C1RadialGauge>
    
    できあがった2つのゲージ
    できあがった2つのゲージ
  6. 3番目のStackPanelの中に、TextBlockを2つ配置します。ここでは、摂氏・華氏2つの温度を数値表示します。
    <StackPanel x:Name="sp3" Width="Auto" Height="Auto" Orientation="Horizontal" 
                HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center">
    	<TextBlock x:Name="txt1" Width="200" Text="摂氏(C)" FontSize="12"></TextBlock>
        <TextBlock x:Name="txt2" Width="200" Text="華氏(F)" FontSize="12"></TextBlock>
    </StackPanel>
    
  7. 最後のStackPanelの中に、C1Knobコントロールを作成します。動作範囲はデフォルトのまま(0~100)で、イベントハンドラに「c1kb1_ValueChanged」を設定します。ノブの操作はマウスのドラッグで行えるようにするので、InteractionModeプロパティに「Drag」を設定します。
    <StackPanel x:Name="sp4" Width="Auto" Height="Auto" Orientation="Horizontal" 
                HorizontalAlignment="Center" VerticalAlignment="Center">
    	<c1gauge:C1Knob x:Name="c1kb1" Width="150" Margin="5" ValueChanged="c1kb1_ValueChanged" InteractionMode="Drag">
        </c1gauge:C1Knob>
    </StackPanel>
    
    できあがったノブ
    できあがったノブ

 以上で、XAMLによるページのデザインは完了です。

次のページ
ゲージのイベント処理

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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