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Java EE 6 環境の構築

Java EE 6 開発入門(1)

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2011/02/07 14:00

目次

 今回は、この中から[サンプル]-[Java Web]-[Asynchronous request(Java EE 6)]を選びましょう。このプロジェクトは、非同期リクエストを利用したチャットシステムをJavaのWebアプリケーションで実現させたものです。このAsynchronous request(Java EE 6)を選択して、[次へ]をクリックします。

図9:プロジェクトの物理パス指定画面
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 すると、実際に使用するサンプルアプリケーションのインストール先が表示されます。特に問題がなければ、そのまま[完了(F)]を押します。これでサンプルプロジェクトの導入が完了し、左ペインにAsyncRequestプロジェクトが表示されます。

 では、早速プロジェクトを起動してみましょう。プロジェクトペインからAsyncRequestを選択し、右クリックをします。すると、次の図のようにメニューが表示されるので、メニューから[実行]を選びます。

図10:プロジェクトの実行と配備
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 プロジェクトを実行をすることで、自動的にアプリケーションサーバ(GlassFish)へアプリケーションが配備(デプロイ)され、インストール時やNetBeansの使用環境に問題がなければ、サーバ上で実行されます。配備が正しく行われることで、自動的にブラウザが起動し、次のような画面が表示されるはずです(※注意)。

図11:サンプルプロジェクト「チャットシステム」の稼動直後の画面
図11:サンプルプロジェクト「チャットシステム」の稼動直後の画面
※注意

 お使いの環境によっては、自動的にブラウザが起動しないこともあります。その場合はブラウザを起動し、URLにhttp://localhost:8080/async-request-war/を指定してください。

 このサンプルアプリケーションは、非同期通信を行ってチャットシステムを構築しています。サーバ側は、チャット画面からメッセージを受け取ると、すべてのクライアントに対してメッセージを配信する、プッシュ型のアプリケーションです。試しにいくつかチャット画面を立ち上げ、それぞれのチャット画面にメッセージを入力してみましょう。メッセージを入力した瞬間に他のチャット画面へ通知され、次の図のようにそれぞれのブラウザで入力されたメッセージが表示されます。

図12:複数のブラウザで交互にメッセージを入力した結果
図12:複数のブラウザで交互にメッセージを入力した結果

 サンプルアプリケーションの導入方法は以上です。他にもサンプルアプリケーションがたくさんバンドルされており、先ほど紹介した手順と同じようにプロジェクトを実行することで、実際に動作させることができます。

まとめ

 今回は、Java EE 6環境のインストールと動作確認を行いました。次回は、サンプルを作成しながら、サーブレットの新仕様であるサーブレット3.0の解説を行います。サーブレットの新仕様であるサーブレット3.0の解説を、サンプル作成を追いながら行います。



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著者プロフィール

  • 山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

    静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for ASP/ASP.NET。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。 主な著書に「入門シリーズ(サーバサイドAjax/XM...

  • WINGSプロジェクト 東 浩二(アズマ コウジ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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