今回は、この中から[サンプル]-[Java Web]-[Asynchronous request(Java EE 6)]を選びましょう。このプロジェクトは、非同期リクエストを利用したチャットシステムをJavaのWebアプリケーションで実現させたものです。このAsynchronous request(Java EE 6)を選択して、[次へ]をクリックします。
すると、実際に使用するサンプルアプリケーションのインストール先が表示されます。特に問題がなければ、そのまま[完了(F)]を押します。これでサンプルプロジェクトの導入が完了し、左ペインにAsyncRequestプロジェクトが表示されます。
では、早速プロジェクトを起動してみましょう。プロジェクトペインからAsyncRequestを選択し、右クリックをします。すると、次の図のようにメニューが表示されるので、メニューから[実行]を選びます。
プロジェクトを実行をすることで、自動的にアプリケーションサーバ(GlassFish)へアプリケーションが配備(デプロイ)され、インストール時やNetBeansの使用環境に問題がなければ、サーバ上で実行されます。配備が正しく行われることで、自動的にブラウザが起動し、次のような画面が表示されるはずです(※注意)。

お使いの環境によっては、自動的にブラウザが起動しないこともあります。その場合はブラウザを起動し、URLにhttp://localhost:8080/async-request-war/を指定してください。
このサンプルアプリケーションは、非同期通信を行ってチャットシステムを構築しています。サーバ側は、チャット画面からメッセージを受け取ると、すべてのクライアントに対してメッセージを配信する、プッシュ型のアプリケーションです。試しにいくつかチャット画面を立ち上げ、それぞれのチャット画面にメッセージを入力してみましょう。メッセージを入力した瞬間に他のチャット画面へ通知され、次の図のようにそれぞれのブラウザで入力されたメッセージが表示されます。

サンプルアプリケーションの導入方法は以上です。他にもサンプルアプリケーションがたくさんバンドルされており、先ほど紹介した手順と同じようにプロジェクトを実行することで、実際に動作させることができます。
まとめ
今回は、Java EE 6環境のインストールと動作確認を行いました。次回は、サンプルを作成しながら、サーブレットの新仕様であるサーブレット3.0の解説を行います。サーブレットの新仕様であるサーブレット3.0の解説を、サンプル作成を追いながら行います。


