もう好きにして ! あなたの思うまま。RecordGridオープンコントール
これまで、RecordGridを継承して機能を追加する方法や、RecordGridCellをカスタマイズしてデータの表現を変える方法を紹介してきました。しかし、それでは限界があります。機能を追加、拡張したいと思っても、RecordGridを継承して追加することが不可能な場合があります。その場合はオープンコントロールを利用しましょう。
Curlにはコントロール部品のソースコードが公開されています。もちろん、RecordGridのソースコードも公開されており、ソースコードを改変することで追加したい機能、表現方法を変えることが可能です。オープンコントロールは、以下のディレクトリに含まれています。
C:\Program Files\Curl Corporation\Surge\8\ide\gui\controls
バージョン7のデフォルトインストールの場合、RecordGridに関するファイルは、以下のファイルになります。
feels/record-grid-feels.scurl logical-controls/record-grid-ui.scurl logical-controls/record-grid.scurl ui-generic/standard-record-grid-cells.scurl ui-skinnable/skinnable-record-grid-ui.scurl ui-skinnable/skinnable-record-grid-cell-uis.scurl ui-standard/standard-record-grid-cell-uis.scurl ui-standard/standard-record-grid-ui.scurl styled-controls/skinned-record-grid-uis.scurl
これらのファイルを修正することで、今まではより違ったRecordGridを作ることができます。例えば、セル全体に画像を設定したり、任意の部品の色を細かく設定することが可能となります。

RecordGridのソースコードを改変することで、拡張性が飛躍的に高まることが分かります。