AWS Management Console上で、「DynamoDB」を選択し、その後数クリックで使用を開始できる。データベーステーブルに必要なスループット容量は、ダウンタイムなしで変更が可能で、管理者はAWS Management Consoleを通して、リソースの使用状況や処理状況を視覚的に把握できる。
また、どのような規模のデータベーステーブルでも、予測可能な低いレイテンシで運用が可能となっており、通常は数ミリ秒の低いレイテンシで、データベースの読み込みや書き込みができる。なお、データはSSDに保存され、AWSリージョン中の複数のアベイラビリティゾーンにもデータを同期的に複製するため、高い可用性とデータ耐久性が確保されている。
なお、AWSには100MBのストレージで、1秒間に5回の書き込みと10回の読み込み(1か月あたり4000万リクエストまで)が可能な無料使用枠が用意されているが、「DynamoDB」はその枠内で利用ができる。
さらに、「DynamoDB」は「Amazon Elastic MapReduce」と連携しており、「DynamoDB」に格納されているデータセットを、「Amazon Elastic MapReduce」で解析したり、解析結果を「Amazon Simple Storage Service」に保存したり、といった使い方も可能。
また、複数の保存場所に置かれたデータセットに「Amazon Elastic MapReduce」でアクセスし、統合化したデータセットに対して複雑な解析処理を実行し、その結果を「Amazon Simple Storage Service」に保存できる。
【関連リンク】
・Amazon Web Services
・Amazon DynamoDB