おまけ - Mac OS X用にビルドしてみる
ところで、C++Builder XE2 Starterは、Windowsプラットフォームのみですが、Professionalエディション以上では、Mac OS X向けのネイティブアプリケーションも構築できます(Delphi XE2の場合、これにiOS向けが加わります)。
開発作業はWindows上で行いますが、クロスコンパイル機能を使って、簡単にMac OS X向けアプリケーションを作成できます。プロジェクトマネージャで、ビルド先のプラットフォームを変更するだけ。これだけで、Mac OSX用にビルドされるのです。簡単ですね。
これなら、WindowsとMac用の複数のアプリケーションコードを、別々にメンテナンスする必要はありません。
まとめ
RAD Studio XE2で搭載されたFireMonkeyのアニメーション効果は、画像に対するアニメーション効果の他にも数値によるアニメーション効果など、複数用意されています。
アニメーションというと業務アプリケーションにはあまり関係ないように思われますが、
- 次の操作への案内や、問題が発生した際にユーザーの注意を引き付けるために使用する
- 検索結果や修正箇所などの情報を強調する
- 操作に対するレスポンスを分かりやすくする
など適用箇所は無限に考えられます。
FireMonkeyのアニメーション効果。まずはこの簡単なアプリケーションからスタートしてはいかがでしょう。
ところでサンプルの画像、どこが変化しているか分かりましたか?