C1Ratingコントロールの構成要素
C1Ratingコントロールは、次の要素で構成されます。
レーティングアイコン
ユーザーがクリックするとマークされるアイコン。3種類の組み込みアイコンが使用可能です。
リセットボタン
クリックするとそれまで選択されていたマークがすべてリセットされます。ResetButtonプロパティのDisabledプロパティで非表示にすることも可能です。
レーティングアイコンは、C1Ratingコントロールのスマートタグの次のタスクを使って、表示数や値の設定を行うことができます。
記号の数(Countプロパティ)
レーティングを表示する星の数を入力します。
合計値(TotalValueプロパティ)
レーティングシステムの合計値を入力します。これにより、個々の星の重みが決まります。例えば、星が5個の場合に「合計値」を6に指定すると、個々の星の重みは「1.2ポイント」になります。
分割(Splitプロパティ)
個々の星を分割する部分の数を指定します。これにより、個々の星の重みも決まります。例えば、「合計値」が6の5個の星を2つに分割する(星を二分の一に分割する)場合、1つの星の各部分は「0.6」ポイントの重みに相当します。
値(Valueプロパティ)
アプリケーションを実行すると表示されるレーティングの値を指定します。例えば、「合計値」が5の5個の星がある場合、「値」(Value)を3に設定すると5個の星のうち3個が網掛け付きで表示されます。
また、値の取得もこのプロパティを使用します。
テーマ(Themeプロパティ)
ドロップダウン矢印をクリックし、任意の組み込みテーマを選択して、コントロールの外観を変更します。6つのテーマが用意されています。
Webページのデザイン
では、さっそくアプリケーションを作成していきましょう。
作成するアプリケーションは、記事の評価をレーティングで行うWebページです。
C1Ratingコントロールは3種類のアイコンを使用し、「評価の集計」ボタンをクリックすると、それぞれのC1Ratingコントロールの値をラベルで表示します。
ページのレイアウト
使用するコントロールは、C1Rating、Label、Button、Imageの各コントロールです。