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ComponentZine(ComponentOne)

多彩な表現形式でデータをグリッド表示するASP.NETアプリケーションの作成

C1GridViewコントロールを使った高機能なWebアプリケーションの作成

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データグリッドの作成

 最初に、SQL Serverのデータを表示するグリッドを作成します。

 プロジェクトのApp_Dataフォルダに、データベース「平成23年度秋冬野菜収穫量_Data.mdf」を格納しておきます。「平成23年度秋冬野菜収穫量_Data.mdf」はテーブルを1つだけ持つ簡単なデータベースで、10個のフィールドを持っています。

 まずは、このデータベースデータをC1GridViewコントロールに連結します。

サンプルのSQLデータベース
サンプルのSQLデータベース

  ツールボックスから、C1GridViewコントロールをドラッグ&ドロップします。スマートタグからタスクトレイを開き、「データソースの選択」メニューで「新しいデータソース」を選びます。

  「データソース構成ウィザード」が表示されますので、「SQLデータベース」をクリックします。「データソースにIDを指定します」欄に「SqlDataSource1」と入力されていますので、そのまま「OK」ボタンをクリックします。

「SqlDataSource1」と入力されているので、そのまま「OK」ボタンをクリック
「SqlDataSource1」と入力されているので、そのまま「OK」ボタンをクリック

  「新しい接続」ボタンをクリックし、「データソース」の「変更」ボタンをクリックします。データソースを指定するダイアログボックスが表示されますので、「Microsoft SQL Serverデータベースファイル」をクリックしてOKボタンをクリックします。

「Microsoft SQL Serverデータベースファイル」をクリックしてOKボタンをクリック
「Microsoft SQL Serverデータベースファイル」をクリックしてOKボタンをクリック

  続いて、「データベースファイル名」の「変更」ボタンをクリックし、プロジェクトの「App_Data」フォルダに追加した「平成23年度秋冬野菜収穫量_Data.mdf」を選び、OKボタンをクリックします。

  「テスト接続」ボタンをクリックして接続に成功することを確認し、「OK」ボタンをクリックします。「データソース構成ウィザード」に戻りますので、「次へ」ボタンをクリックします。

  接続文字列を保存するページに移動しますので、保存する接続文字列「ConnectionString」を確認し、「次へ」ボタンをクリックします。

  列の一覧が表示されますので、「*」にチェックがついているのを確認し「次へ」ボタンをクリックします。

「*」にチェックがついているのを確認し
「*」にチェックがついているのを確認し

  「クエリのテスト」ボタンをクリックします。データベースのテーブルデータがすべて取り出せていることを確認したら、「完了」ボタンをクリックします。

データがすべて取り出せていることを確認
データがすべて取り出せていることを確認

  プロジェクトを実行し、仕上がりを確認します。

出来上がったグリッド
出来上がったグリッド

次のページ
実行時に列を操作できるようにする

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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