SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

ComponentZine(ComponentOne)

多彩な表現形式でデータをグリッド表示するASP.NETアプリケーションの作成

C1GridViewコントロールを使った高機能なWebアプリケーションの作成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

実行時に列を操作できるようにする

 データベースのデータをグリッドで表示することはできましたが、「野菜名」の列幅が狭いために、文字列が折り返しになった状態で表示されています。前回の記事では、列のWidthプロパティを使ってデザイン時に列幅を調整しましたが、今回はアプリケーション実行時にユーザーが列幅を変更できるようにします。

 また、合わせてデータのソート機能や列の移動などの機能も追加します。

  アプリケーション実行時にユーザーが列幅を変更できるようにするには、C1GridViewコントロールの「AllowColSizing」プロパティを「True」にします。プロパティの変更はプロパティウィンドウから行います。

 これで、アプリケーション実行時にユーザーが列名の境界線をドラッグして列幅を自由に変更できるようになります。

列名の境界線をドラッグして列幅を自由に変更できる 
列名の境界線をドラッグして

  データを各列の値でソートできるようにするには、C1GridViewコントロールの「AllowSorting」プロパティを「True」にします。プロパティの変更はプロパティウィンドウで行います。

 この機能を有効にすると、ユーザーはアプリケーション実行時に並び替えたい列名をクリックすることで、データをソートできるようになります。

列「都道府県名」をクリックしてデータをソートした
列「都道府県名」をクリックしてデータをソートした

  列を移動して並び替える機能は、「AllowColMoving」プロパティを「True」にします。プロパティの変更は、プロパティウィンドウで行います。

 この機能を有効にすると、ユーザーはアプリケーション実行時に列名をドラッグするだけで、列の並び替えを行うことができます。

列名を移動したい場所にドラッグすると
列名を移動したい場所にドラッグすると
列がその位置に移動する
列がその位置に移動する

次のページ
グルーピング機能の設定

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ComponentZine(ComponentOne)連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7085 2013/04/18 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング