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ComponentZine(ComponentOne)

Windowsスケジュール管理機能を持った.NETアプリケーションの作成

ComponentOne Studioを活用したWindowsフォームアプリケーションの作成

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データベースの連結

 今度は、作成したデータベースとスケジューラを連結します。予定のテーブルと連絡先のテーブルを、それぞれスケジューラの担当機能に連結していきます。

予定データの保存テーブルの連結

 最初は、予定を保存するテーブルをスケジューラに連結します。

 ① 「C1Scheduleコントロール」の[C1Scheduleタスク]メニューで、〈Appointmentデータソースの選択〉ドロップダウン矢印をクリックし、[プロジェクトのデータソースの追加]をクリックします。

[プロジェクトのデータソースの追加]をクリック
[プロジェクトのデータソースの追加]をクリック

[プロジェクトのデータソースの追加]をクリック

 ② 「データベース構成ウィザード」に従い、作成したAccessデータベースを選択していきます。接続文字列は「スケジュール保存ConnectionString」で、テーブル「予定」の全フィールドを選択します。

 ③ 同じく[C1Scheduleタスク]メニューで、〈Appointmentマッピングの設定〉をクリックします。

〈Appointmentマッピングの設定〉をクリック
〈Appointmentマッピングの設定〉をクリック

 ④ 「Appointmentストレージのプロパティ」というダイアログボックスが表示されますので、それぞれの項目にテーブルの各フィールドと一致する項目をリストから選び設定します。

 これで、予定に入力した内容とデータベースのフィールドが連動するようになりました。

それぞれの項目にテーブルの各フィールドと一致する項目をリストから選び設定
それぞれの項目にテーブルの各フィールドと一致する項目をリストから選び設定

 ⑤ もう一度[C1Scheduleタスク]メニューを開き、〈Contactデータソースの選択〉ドロップダウン矢印をクリックし、[プロジェクトのデータソースの追加]をクリックします。

〈Contactデータソースの選択〉ドロップダウン矢印をクリックし、
[プロジェクトのデータソースの追加]をクリック
〈Contactデータソースの選択〉ドロップダウン矢印をクリックし、[プロジェクトのデータソースの追加]をクリック

 ⑥ 「データベース構成ウィザード」に従い、作成したAccessデータベースを選択し、接続文字列は「スケジュール保存ConnectionString」のままで、テーブル「内線番号一覧」の全フィールドを選択します。

 データセット名は「スケジュール保存DataSet1」のままにします。

テーブル「内線番号一覧」の全フィールドを選択
テーブル「内線番号一覧」の全フィールドを選択

 ⑦ もう一度[C1Scheduleタスク]メニューを開き、〈Contactマッピングの設定〉をクリックします。

〈Contactマッピングの設定〉をクリック
〈Contactマッピングの設定〉をクリック

 ⑧ 「Contactストレージのプロパティ」というダイアログボックスが表示されますので、それぞれの項目にテーブルの各フィールドと一致する項目をリストから選び設定します。

「Contactストレージのプロパティ」を設定する
「Contactストレージのプロパティ」を設定する

 ⑨ 以上でGUIが完成です。作成したアプリケーションを実行し、予定を入力したいセルをダブルクリックすると、入力用ダイアログボックスが表示されます。「連絡先」にも電話番号が表示されます。

アプリケーション実行画面
アプリケーション実行画面

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データの保存処理

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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