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ComponentZine(ComponentOne)

Windowsスケジュール管理機能を持った.NETアプリケーションの作成

ComponentOne Studioを活用したWindowsフォームアプリケーションの作成

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コントロールの作成と配置

 フォームにC1Schedule、C1Calender、C1SplitContainerの3つのコントロールを配置していきます。

カレンダーの設定

 最初にカレンダーを設定します。ここでは、カレンダーを3か月表示にし、スケジューラと連動する設定を行います。

 ① まずは、以下の参照設定を忘れずに行ってください。

ファイル名 説明
C1.C1Report.4.dll C1Reportコントロールアセンブリ
C1.Win.C1Report.4.dll C1PrintPreviewコントロールアセンブリ

 ② フォームにC1SplitContainerコントロールを配置し、DockプロパティをFillにします。

 ③ タスクトレイから「パネルの追加」を選び、スプリッターの下部にパネルをもう1枚追加します。

パネルを1枚追加
パネルを1枚追加

 ④ 各パネルのTextプロパティの値を削除します。

 ⑤ 上のパネルにC1Calenderコントロールを配置し、DockプロパティをFillにします。

 ⑥ 下のパネルにC1Scheduleコントロールを配置し、DockプロパティをFillにします。

 ⑦ C1Calenderコントロールの左上にある[C1Calendarスマートデザイナ]の〈カレンダー数および親のC1Scheduleコントロールの設定〉ボタンをクリックします。

〈カレンダー数および親のC1Scheduleコントロールの設定〉ボタンをクリック
〈カレンダー数および親のC1Scheduleコントロールの設定〉ボタンをクリック

 ⑧ 「C1Calender1-設定」というダイアログボックスが表示されるので、「カレンダーの数」を「3」にし、「C1Scheduleコントロール」のリストから「C1Schedule1」を選びます。これで、カレンダーとスケジューラが連動し、カレンダーで日付を変更すると自動的にスケジューラの日付も変わります。

 ⑨[C1Calendarスマートデザイナ]の「外観オプションの設定」ボタンをクリックします。

 ⑩ 「表示スタイル」のリストから「Yahoo」を選びクリックします。

「表示スタイル」のリストから「Yahoo」を選びクリック
「表示スタイル」のリストから「Yahoo」を選びクリック

 カレンダーのデザインが、シルバー基調のカラーになります。

スケジューラの設定

 次に、C1Scheduleコントロールを設定します。ここでは、スケジューラを週表示にし、ワークタイムを9時から22時に変更します。

 ① C1Scheduleコントロールの左上にある[C1Scheduleスマートデザイナ]の〈カレンダーのパラメータの設定〉ボタンをクリックします。

〈カレンダーのパラメータの設定〉ボタンをクリック
〈カレンダーのパラメータの設定〉ボタンをクリック

 ② 「開始時刻」を「09:00」に、「終了時刻」を「22:00」に設定します。

「開始時刻」を「09:00」に、「終了時刻」を「22:00」に設定
「開始時刻」を「09:00」に、「終了時刻」を「22:00」に設定

 ③ [C1Scheduleスマートデザイナ]のViewリストから「WeekView」を選びクリックします。これで、スケジューラは週単位の表示に設定されます。

Viewリストから「WeekView」をクリック
Viewリストから「WeekView」をクリック

 ④ [C1Scheduleスマートデザイナ]の「外観オプションの設定」ボタンをクリックします。

「外観オプションの設定」ボタンをクリック
「外観オプションの設定」ボタンをクリック

 ⑤ 表示スタイルのリストから「Office2010Blue」を選びクリックします。

 スケジューラのデザインが変更されます。

「Office2010Blue」を選びクリック
「Office2010Blue」を選びクリック

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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