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イベントレポート

【DevOpsDays Tokyo 2013】クラウド時代のモニタリングツール、UNIXの思想が息づくsensuチュートリアル
――Heavy Water Operations, LLC

メッセージバス・redis・JSONがつなぐsensuサーバーとクライアント

 続いてsensuのアーキテクチャの説明となった。sensuは、サーバーとクライアントのやり取りのためのメッセージバスとしてRabbitMQを利用する。sensuサーバーは1台でなくても複数台で構成してもよい。各クライアントは、sensuのエージェントがインストールされチェックを行い、結果メッセージをRabbitMQに返す。イベントデータの格納にはredisを使っている。

sensuのアーキテクチャ
sensuのアーキテクチャ

 コンフィグレーションは、JSONファイルを使って行う。JSONファイルは複数で構成しても構わない。そのため、コンフィグレーションを一元管理することができ、運用側も理解しやすくなる。コンフィグレーションは「name」「address」「subscriptions」の3つのフィールドが必須項目であり、これにカスタムデータをつけることができる。

 そして、クライアント、RabbitMQ、redisそれぞれの定義例をスライドで簡単に説明し、チェックの定義として、ロードバランサーを30秒ごとにアップしているか調べる例が紹介された。次に、パイプ、UDP、TCP、AMQP、Setのそれぞれについてハンドラの定義方法が解説された。

ハンドラの定義例
ハンドラの定義例

アラートのボイスメッセージが着信してデモ成功

 sensuのチェックは、ChefやPuppetなどコンフィグレーションマネージャとの連携がしやすいと述べたが、その例として、Poter氏が用意したVirtualBoxのアプリケーションを使ったデモが行われた。会場では、Sandbox上のサーバーがクライアントであるプロキシサーバーに死活チェックをかけ、ダウンしている場合、ボイスメッセージを飛ばすというものだ。デモが成功し、Poter氏の携帯に着信があり、ボイスメッセージが読み上げられると、会場からは歓声があがった。

サーバーダウンのアラートがログされ、Poter氏のスマートフォンにボイスメッセージが着信した
サーバーダウンのアラートがログされ、Poter氏のスマートフォンにボイスメッセージが着信した

 最後に、デモしたサンプルアプリケーションなどは氏が用意したUSBで希望者に配布された。同じものはWebからもダウンロード可能としているので、参加者にsensuを使ってモニタリングの自動化に役立ててほしいと呼びかけていた。

チュートリアルとして配布されたVirtualBox上のデモ環境をインストール
チュートリアルとして配布されたVirtualBox上のデモ環境をインストール
デモ用のチェックを定義中
デモ用のチェックを定義中

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この記事の著者

中尾 真二(ナカオ シンジ)

フリーランスのライター、エディター。アスキーの書籍編集から始まり、翻訳や執筆、取材などを紙、ウェブを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは当時は言わなかったが)はUUCPの頃から使っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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