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Azureのアップデート:Webサイト、仮想マシン、Mobile Services、通知ハブ、ストレージ、VNets、スケジューラ、AutoScaleなど

連載:ScottGu's Blog翻訳

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2014/04/25 14:00

目次

Mobile Services:Mobile Services .NETバックエンドに対するVisual Studioサポート

 Visual Studio 2013 Update 2では、現在、Visual Studioで.NETおよびASP.NET Web APIフレームワーク、そしてMobile Servicesテンプレートおよびスキャフォールド機能を使用して、バックエンドのMobile Servicesロジックを作成できます。バックエンドの.NETに対するMobile Servicesサポートには、次のような利点があります。

  • ASP.NET Web APIおよびVisual StudioをMobile Servicesと一緒に使用して、数分で携帯アプリにバックエンドを追加できます。
  • Mobile Servicesに既存のWeb APIを公開し、Mobile Servicesが提供する認証、プッシュ通知、その他の機能の恩恵を受けられます。また、ODataコントローラやBreezeのようなサードパーティのWeb APIベースのフレームワークも利用できます。
  • ローカルマシン上またAzureでリモートで実行されているVisual Studioを使用して、Mobile Services .NETバックエンドをデバッグできます。
  • Mobile Servicesにより、Web APIは実行、管理、監視されます。アプリで問題が発覚した場合、Azureが自動的に通知します。
  • Mobile Services .NETサポートにより、選択したデータバックエンド(SQL Azure、仮想マシン上のSQL、Azure Tableストレージ、Mongoなど)使用して安全にデータを保存できます

 Visual StudioでMobile Services .NETサポートを使い始めるのは簡単です。File-New Projectダイアログを使用して、クラウドノードの下にあるWindows Azure Mobile Serviceプロジェクトテンプレートを選択するだけです。

 新しいASP.NETプロジェクトダイアログで、Windows Azure Mobile Serviceを選択してください。

 Mobile Services .NETプロジェクトが表示されると、Mobile Service NuGetパッケージとサンプルコントローラが自動的に追加されるようにカスタマイズされたASP.NET Web APIプロジェクトであることをご確認いただけると思います。

ローカルでMobile Servicesを実行

 これで、ローカルで.Net Mobile Servicesプロジェクトをテストすることができます。プロジェクトにあるサンプルのTodoItemController.csを開いてください。そのコントローラで、Mobile Servicesが提供しているビルトインTableController<T> .NETクラスを使用する方法が確認できます。GetAllTodoItemsメソッド内にブレークポイントを設定し、Visual Studio内でF5キーを押してMobile Serviceをローカルで実行してください。

 Mobile Servicesには、APIの表示およびテストが行えるヘルプページが含まれています。ヘルプページで、try it out リンクをクリックし、GET tables/TodoItemリンクをクリックしてください。GET tables/TodoItemページでtry this outをクリックし、送信してください。そうすると、以前設定したブレークポイントがヒットします。

スキャフォールドを使用して、Mobile ServiceにAPIを追加

 Mobile ServiceまたはAdd Scaffoldダイアログ(プロジェクトを右クリックして、Add->New Scaffolded Item…コマンドを選択)から通常のWeb APIコントローラスキャフォールドを使用して、Mobile Serviceに機能を追加できます。

AzureにMobile Servicesプロジェクトを発行

 ローカルでMobile Serviceの開発が完了したら、Azureにそれを発行することができます。プロジェクトを右クリックして、Publishコマンドを選択してください。発行ウィザードを使用して、新規または既存のAzure Mobile Serviceに発行できます。

リモートデバッグ

 クラウドサービスやWebサイトのように、Mobile Serviceをリモートでデバッグできるので、Azureでコードがのどのようにライブで動作しているかよりビジュアルに確認できます。Mobile Serviceでリモートデバッグを有効にするには、もう一度Mobile Serviceを発行し、発行ウィザードでConfigurationDebugに設定してください。

 Mobile Serviceが発行され、クラウドでライブ実行されたら、ローカルのソースコードにブレークポイントを設定してください。その後、Visual Studioサーバーエクスプローラを使用して、クラウドに展開されたMobile Serviceインスタンスを選択し、Attach Debuggerコマンドを右クリックして選択してください。

 デバッガがMobile Serviceに添付されたら、Visual Studioのデバッグ機能をすぐに使用することができ、リアルタイムでクラウドで実行されているアプリをデバッグすることができます。

 Mobile Services .NETバックエンドのVisual Studioサポートについての詳細は、以下のチュートリアルをご確認ください。

 この新しい.NETバックエンドサポートにより、これまで以上に優れたモバイルアプリケーションを簡単に作成することができます。


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著者プロフィール

  • WINGSプロジェクト Chica(チカ)

    <WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂...

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