コンポーネントのインストール
トライアル版は、グレープシティのWebページから申し込みできます。
トライアル申込フォームが表示されますので、必要情報を入力して申し込むとトライアル版のダウンロード手順を記載したE-Mailが送られてきます。その手順にそってダウンロードを行ってください。また、ダウンロードファイルは圧縮ファイルになっていますので、解凍してインストーラを起動します。
制限事項などの詳細については、インストーラに同梱されているリリースノートを参照ください。
コントロールと参照の追加
ComponentOne Studioをインストールしたら、プロジェクトにコントロールを追加します。
ツールボックスに専用のタブを作成し、使用するコンポーネントを追加します。追加するコンポーネントは、アセンブリ名が「C1.Win.C1Command.4」の「C1OutBar」コントロールです。
これらのコントロールを追加すると、プロジェクトに以下のランタイムライブラリへの参照が追加されます。.NET Framework 4が必要です。
ファイル | 内容 |
---|---|
C1.Win.C1Command.4 | 本体アセンブリ |
また、プロジェクトに以下のランタイムライブラリが追加されます。
ファイル | 内容 |
---|---|
C1.Win.C1Command.4.dll | 本体アセンブリ |
C1OutBarコントロールの概要
C1OutBarコントロールは、Outlookスタイルのコンテナ/タブコントロールで、C1OutPageタイプのページを複数持ち、ページにはタイトルバーと空のページまたはツールバーボタンのようなコマンドのあるページが含まれます。
各ページは折りたたみ・展開機能を持っており、ページタイトルまたはタイトルバーをクリックするとそのページが表示され、残りのページが非表示になります。
ページは任意のコントロールを格納することができ、独自のツールバーを作成できます。
また、あらかじめ用意されているC1ToolBarコントロールを使ってツールバーを作成することもできます。
主な特徴
C1OutBarコントロールは次のような特徴を持っています。
アコーディオン風のアニメーション
標準的なアコーディオンコントロールのような各ページの拡張/縮小動作を提供します。 拡張できるのは一度に1ページだけなので画面の表示領域が無駄になりません。
任意のコントロールの埋め込み
TextBoxコントロールやグラフなど任意のコントロールを任意のページに埋め込むことができます。
組み込みビジュアルスタイル
Microsoft Officeカラースキームのすべてを含む12種の組み込みビジュアルスタイルから選択できます。
ページの非表示
PageVisibleプロパティを使用して、任意のページを簡単に非表示にできます。
スマートスクロール
C1OutBarコントロールとC1ToolBarコントロールを使用して、ツールバーコマンドのリストが長くなったときにスクロール機能を提供できます。C1OutBarコントロールは、選択したページの上下にスマートスクロールボタンを表示できます。
ページのレイアウトと配置
C1OutBarコントロールは、上、下、左、右のいずれかにドッキングできます。
組み込みコマンド
C1OutBarコントロールには、デフォルトでC1ToolBarコントロールが配置された1ページが含まれます。また、C1CommandHolderが自動的に作成されてコンポーネントのトレイに配置されます。
C1ToolBarコントロールには、アイコンやコマンド名の付いたC1CommandLinkオブジェクトがあらかじめ用意されています。この機能を使うことで、よく使われる操作のコマンドリンクをすぐに作ることができます。