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Web APIで楽々Androidアプリ

Androidアプリで画像ギャラリーを実現する

Web APIで楽々Androidアプリ(13)

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 Android端末の通信機能と、国内外のさまざまなサイトで提供されているWeb APIを活用すれば、楽しいアプリをかんたんに作ることができます。この連載では、多種多様なWeb APIの紹介と、そのAPIを利用したサンプルアプリの制作を通じて、Androidアプリの実践的な開発を解説します。今回は、前回から引きつづいて、「Instagram」で投稿された画像を検索して、一覧表示するアプリを作成します。

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 Androidでは、インターネットから画像を取得して表示するには、さまざまなことを考慮する必要があり、比較的難しい処理です。ただ、このような処理も、便利なライブラリが公開されています。ライブラリをうまく活用すれば、手軽に画像ギャラリーを実現することができます。

起動画面(縦向き)
起動画面(縦向き)
横向き画面
横向き画面
拡大表示
拡大表示

対象読者

 Androidアプリケーションの開発を始めたい方で、JavaとEclipseの基本的な知識がある方を対象とします。

クラス構成とレイアウト、リソース

 前回作成したソースから追加や変更がありますので、まず全体のクラス構成、レイアウト、リソースについて説明しましょう。

クラス構成

 クラス構成は、次の表のように変更しています。

クラス一覧
名称 内容
MainActivity メインのアクティビティー
ParseInstagramImage Instagram APIのレスポンス解析
ImageInfo 画像情報のデータクラス
ImageInfoList 画像情報のリストクラス
GridViewAdapter グリッドビューアダプター
SquaredImageView 正方形のイメージビュー

 前回は、画像情報のリストをParseInstagramImageに包含していましたが、独立させてImageInfoListクラスとしています。処理の内容には変更ありません。

 新規追加したGridViewAdapterクラス、SquaredImageViewクラスが、画像のギャラリーを実現するクラスです

レイアウト

 レイアウトのXMLは、次のように定義しました。

リスト1 fragment_main.xml
<FrameLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    ...中略...
>
    <android.support.v4.widget.SwipeRefreshLayout
        ...中略...
    >
        <GridView
            android:id="@+id/gridView"
                ...中略...
       />
    </android.support.v4.widget.SwipeRefreshLayout>

    <ImageView
        android:visibility="invisible"
        android:background="#000000"
        android:id="@+id/imageView"
            ...中略...
    />
</FrameLayout>
リスト2 values\columns.xml
<resources> <integer name="num">3</integer> </resources>
リスト3 values-land\columns.xml
<resources> <integer name="num">5</integer> </resources>

 前回のSwipeRefreshLayoutだけのレイアウトから変更し、ベースをFrameLayoutとして、SwipeRefreshLayoutとImageViewを重ねています。このImageViewは、拡大画面を表示するためのものです。起動時は非表示となるように、表示属性のandroid:visibilityを、invisible(非表示)に設定しています。

 また、今回はGridViewのカラム数を設定していません。縦向き、横向きで設定を動的に変更するためです。

 縦向き、横向きで設定を変更するには、fragment_main.xml自体を複数用意する方法もありますが、今回は、カラム数の設定はプログラムで行い、カラム数の値のみ、XMLで定義するようにしました。

 縦向きの場合は、values\columns.xmlが読み込まれ、横向きの場合はvalues-land\columns.xmlが自動的に読み込まれます。

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 高江 賢(タカエ ケン)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/8097 2014/10/02 14:00

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