14チームがセミファイナリストとして選出
Bluemix Challengeのアプリケーション審査は、最初に書類による1次審査が行われ、14チームをセミファイナリストとして選出。さらにこの中から、IBM XCITE Autumn 2014の会場で表彰される3チーム(最優秀賞1チーム、優秀賞2チーム)を選考するというプロセスで進められた。
セミファイナリストとして選抜された14チームが開発したアプリケーションは次のとおり。テーマや機能など、実にバラエティに富んでいる。
| アプリケーション名 | アプリケーションの概要 |
|---|---|
| chirpbox | 「自動翻訳機能付きのチャットルーム」アプリケーション |
| tabetabase | タブレット端末などで、日々の食事を登録することにより、摂取栄養量を管理・分析し、足りない栄養素、その栄養素を含むお奨めの料理をアドバイスしてくれるアプリケーション |
| 行方不明・身元不明 掲示板プロトタイプ | 行方や身元が分からなくなった人、ペットを捜すための掲示板アプリケーション |
| BLUECOUPON | iBeacon機能を活用したクーポン発行&取得アプリケーション |
| IRKitを用いた面白いテレビをつけるアプリ | “IRKit”というWi-fi機能のついた赤外線デバイスを用いて、Twitterでつぶやかれている番組の感想を感情分析し、面白い番組にチャンネルを自動的に切り替えるアプリケーション |
| 社会科学習アプリ 地理・歴史王 | ゲーミフィケーションの要素も盛り込んだ学校(主に小中学校)の社会科学習アプリケーション |
| スマホプッシュ通知 連携アプリケーション | 顧客がクレジットカードを利用するたびに、クレジットカード会社が顧客のスマホへ利用明細をプッシュ通知するアプリケーション |
| wordCard | PCやスマホ/タブレット端末で、Web上の記事などを自分の好みのテーマごとにカテゴライズし、記録(ブックマーク)できるアプリケーション |
| Matching Controller | 2020年の東京オリンピックをにらみ、ヘルプが欲しい人とヘルプができる人を“つなぎ、助け合う”ことを実現するアプリケーション |
| Sleeff | JAWBONE社の「UP」(ウェアラブルな健康管理機器)とGoogleカレンダー(自分のスケジュール)を連携させ、自分の睡眠時間や睡眠の質(レム睡眠、ノンレム睡眠)などの体力の状態を分析し、スケジュールの空き時間を元に「ここで何時間眠りなさい」とアドバイスをしてくれるアプリケーション |
| Twisch | 相手に何かを伝えたいとき、通知する日時、宛先の電話番号、メッセージ内容を登録しておくと、指定した日時に自動で宛先の電話に向けて発信し、音声メッセージを相手に届けることができるアプリケーション |
| データ解析 コンペティションプラットフォーム Kompeito | データ解析の問題を解きながら実践的な技術を習得する、データサイエンティスト養成アプリケーション |
| 漢字記憶支援システム | タブレット端末で、漢字の暗記学習を効率的に行えるように支援するアプリケーション |
| アートメモ | 美術館や展覧会などの情報を収集し、現在地や都道府県などから「見つけ」、その中で「行きたい」ものをリストに入れ、実際に「行った」ものには思い出を記録できるアプリケーション |
Bluemix Challengeの応募者の中には、このコンテストをきっかけとして初めてPaaSに触れた人や、Webアプリケーションの開発自体が初めてという人もいたという。また、14チームのほとんどが制作期間は1か月、実装期間に至っては1週間という短期間で終えたというのだから驚きである。
そもそも、Webアプリケーションの開発には各種のサーバー/ミドルウェアや、HTTPを初めとするネットワークおよびプロトコルの知識などが必要で、意外に敷居が高い。PaaSの仕組みを利用することで、そうした知識がなくともアプリケーションが構築できることが本コンテストで実証されたともいえ、改めてPaaSの大きな可能性を感じた。
