最優秀賞はどのチームの手に?
Bluemix Challengeの最優秀賞、優秀賞の発表と表彰式は、IBM XCITE Autumn 2014の基調講演の最後に行われた。会場は2,000名を超える聴衆で満員。その舞台に上がる受賞者の心は、どれほど高揚するのだろう。
発表と表彰式の前に、アプリケーションの審査員11名が紹介された(下記)。
【IBM審査員】
・審査委員長 ヴィヴェック・マハジャン氏(専務執行役員 ソフトウェア事業本部長)
・特別顧問 久世和資氏(執行役員 研究開発担当)
・森本典繁氏(研究開発 東京基礎研究所 理事)
・榊原 彰氏(スマーターシティ事業 CTO)
・紫関昭光氏(クラウド事業 クラウドマイスター)
・渡辺 毅氏(ソフトウェア開発研究所 Rational開発 部長)
【外部審査員】
・横塚裕志氏(東京海上日動システムズ株式会社 顧問)
・谷口展郎氏(日本電信電話株式会社 研究主任)
・薮田和夫氏(富士通株式会社 SI技術本部 チーフアーキテクト)
・山名早人氏(早稲田大学 理工学術院教授)
・新野淳一氏(Publickey)
最優秀賞はあの近未来映画にも出てきそうなクーポン発行アプリ
最優秀賞と優秀賞は、以下に紹介する3チームが受賞。審査委員長のヴィヴェック・マハジャン氏、特別顧問の久世和資氏より記念のトロフィーが、基調講演のステージ上で授与された。
■最優秀賞
最優秀賞は、iPhone/iPadの近距離無線通信技術「iBeacon」機能を利用して、店舗がクーポンを発行・利用できるアプリケーション「BLUECOUPON」を応募した、フリーランスエンジニアの猪谷貴姿子さんが受賞。Javaでの開発業務に携わっており、モバイルアプリケーションの作成は個人的に行っているという。受賞したアプリケーションは、iPadで作成したクーポンを店舗の近くを通りかかった人に発行できるという、手軽さと実用性を兼ね備えた優れものである。
■優秀賞(1組目)
優秀賞の1組目は、睡眠時間をアドバイスしてくれるアプリケーション「Sleeff」を応募した、チーム「aclab team a」。メンバーは小木曽里樹さん、青木拓也さん、古川聖也さん、川岸卓司さんの4名で、筑波大学の同じ研究室に所属する修士2年・博士1年で結成した。研究では組み込み開発ばかりでWebアプリケーション開発を学ぶ機会がないため、Bluemix Challengeをその機会として利用したという。Sleeffは、ウェアラブルセンサー「JAWBONE UP」とGoogleカレンダーを連携させ、睡眠の時間や質に加えてアドバイスを送る。IoTの可能性を具現化したアプリケーションといえるだろう。
■優秀賞(2組目)
優秀賞の2組目は、自動翻訳機能付きチャットルームアプリケーション「chirpbox」を応募した、チーム「Pセ21G」。メンバーはKamal KASSEM YOUSSEFさん、岸田博幸さん、長堀 哲さんの3名で、日立ソリューションズ プラットフォームプロダクト本部 セキュリティビジネス第2部に所属する同僚とのこと。chirpboxでは、チャットルームへの発言が、ユーザーごとに指定した言語に自動翻訳されて表示される。最近の開発現場ではチャットが多用されるというから、業務で使いたいというチームも現れそうだ。
なお、最優秀賞、優秀賞の他に、審査員特別賞として次の3チームが発表された。
【審査員特別賞】
・チーム:capybala「アートメモ」
・チーム:ISE TeamA「社会科学習アプリ 地理・歴史王」
・チーム:ISE TeamC「Matching Controller」
