SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Scott Guthrie氏 Blog翻訳

Azure:Redisキャッシュ、ディザスタリカバリ、タグ付けサポート、SQLDB弾性スケール、DocDB

連載:ScottGu's Blog翻訳


  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

サイトリカバリ:Azureへのディザスタリカバリ一般公開を発表

 Azureサイトリカバリサービスの新しいAzureディザスタリカバリ機能を一般公開させて頂きます。Azureディザスタリカバリ機能により、Microsoft AzureへオンプレミスVMの一貫性のあるレプリケーション、保護、リカバリが可能になります。災害復旧およびAzureへの移行をどちらもサポートすることで、Azure サイトリカバリサービスは、異なる企業拠点に渡るオンプレミスのプライベートクラウド間または直接Azureクラウド間で仮想マシンレプリケーションやリカバリを可能にするシンプルで信頼性が高くかつ費用効率性の高いDRソリューションを提供します。

 今月のリリースは、最近のInMage取得およびAzureサイトリカバリによるInMageスカウト統合上に構築されているため、物理サーバーもしくはHyper-V、VMware、その他の仮想化ソリューションを使用する仮想サーバー、またWindowsもしくはLinuxなど、お客様のIT環境に関わらず、ハイブリッドなクラウドビジネスソリューションを提供できます。Microsoft Azureは、世界で事実上すべてのエンタープライズサーバーの災害復旧に対する理想的な到達地点といえます。

 Azureへのレプリケーション災害復旧以外にも、Azureサイトリカバリサービスでは、VMの自動保護、リモートヘルスモニタリング、影響の無い災害復旧プランのテスト、シングルクリックによる編成リカバリなども可能で、すべてがエンタープライズグレードのSLAに裏打ちされています。GAリリースでは、さらにソリューションを自動化できるように、AzureサイトリカバリプランからAzureオートメーションランブックを起動する機能が新規追加されています。

Azureサイトリカバリの詳細

 Azureサイトリカバリの詳細については、プレビューについて論議しているTechEd 2014でのAzureサイトリカバリセッションをご確認ください。またその他の情報や、エンジニアリングチームや他のお客様とのやり取りについては、MSDNのAzureサイトリカバリフォーラムをご確認ください。

 Azureサイトリカバリの開始準備が整いましたら、価格設定製品情報無償Azureトライアルへのサインアップなどもご確認ください。

 今月から、AzureバックアップとAzureサイトリカバリも、Microsoftエンタープライズ契約にて購入する場合、便利で経済的なプロモーション提供で利用可能になります。Azureバックアップおよびサイトリカバリの年間サブスクリプション提供の各ユニットでは、サイトリカバリでAzureに対するシングルインスタンスの保護、Azureバックアップでデータのバックアップをカバーしています。詳細については、Microsoftのリセラーまたは担当者にお問い合わせください。

管理:リソースのタグサポート

 Azure管理プラットフォームおよびAzureプレビューポータルのタグサポートについてお知らせさせて頂きます。

 タグは、リソースグループやサブスクリプション間でリソースをさらに分類して表示するために、名前/値ペアでリソースをタグ付けできるようにすることで、Azureリソースやリソースグループを簡単に整理できます。例えばタグを使用すると、“本番”と“開発/テスト”で使用されるリソースを識別したり、アプリケーションまたはそのリソースグループに関わらず興味のあるタグに基づいた簡単なリソースのフィルタリング/検索を有効したりすることが可能になります。

タグの使用

 新しいタグサポートを使用するには、Azureプレビューポータルで任意のリソースまたはリソースグループを参照し、リソース上のTagsタイルクリックしてください。

 表示されたタグのブレードには、既に適用したタグの一覧が表示されます。新しいタグを追加するには、名前と値を指定しEnterキーを押してください。いくつかのタグを追加した後、リソース全体で一貫した分類を確保しスペルミスなどの一般的な間違いを避けるために、既存のタグ名や値に基づいてオートコンプリートオプションが表示されます。

 また、リソースにタグ付けするためにコマンドラインツールを使用することもできます。以下はAzureサブスクリプションですべてのリソースに素早くタグ付けするAzure PowerShellモジュールを使用した例になります。

 リソースやリソースグループにタグ付けすると、Browseハブを使用して、すべてのサブスクリプションに付けられたタグの完全リストが表示できます。

 また、すばやくアクセスするためにStartboardにタグを“ピン留め”することができます。これにより、ピン留めしたタグ内のリソースに非常に簡単に素早くジャンプできるようになります。

次のページ
SQLデータベース:弾性スケールサポートのパブリックプレビュー

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Scott Guthrie氏 Blog翻訳連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

WINGSプロジェクト Chica(チカ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

Scott Guthrie(Scott Guthrie)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/8201 2014/10/21 14:19

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング