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Office 365導入セットアップ入門

Office 365をより便利に使うために知っておきたいクライアントアプリ ~スマートデバイス向けOfficeアプリやOWAアプリ

Office 365導入セットアップ入門 第5回


スマートフォン用Officeとタブレット用Officeの棲み分け

 iPhone/Android用のOfficeアプリの立ち位置は、ズバリ「Officeファイルの再現度が高いビューアーであり簡易編集ツール」です。正直な話、OS標準搭載のビューアーや、Officeのファイル形式に準拠したツールでも、Officeファイルの表現については求めているほどの水準を満たせている物は少ないのではないでしょうか。

 例えば、Word/Excel/PowerPointで作成したファイルを、iOS既定のビューアーとWord/Excel/PowerPointで展開した場合、次の様になります。

 iOS規定のビューアーでWordファイルを開いた場合、元のWordには校閲機能で文言を校閲したとしても、それらが反映されていません。

図5 iOS既定のビューアーで開いたWordファイル
図5 iOS既定のビューアーで開いたWordファイル

 iPad用Wordで開いた場合は、校閲機能などが機能していることを確認できます。実際の編集なども可能です。

図6 iPad用Wordで開いたWordファイル
図6 iPad用Wordで開いたWordファイル

 iOS規定のビューアーでExcelファイルを開いた場合、53KB程度のExcelファイルでもグラフが多いと、読み込み時間が長いどころか表示できないこともあります。

図7 iOS既定のビューアーで開いたExcelファイル
図7 iOS既定のビューアーで開いたExcelファイル

 iPad用Excelで開いた場合は、レスポンス良くグラフなども意図した場所に表現されていることを確認できます。

図8 iPhone用Excelで開いたExcelファイル
図8 iPhone用Excelで開いたExcelファイル

 PowerPointのファイルをiOS規定のビューアーで開いた場合も、スライドの種類によりこの様な表示になることもあります。

図9 iOS既定のビューアーで開いたPowerPointファイル
図9 iOS既定のビューアーで開いたPowerPointファイル

 iPad用PowerPointで開いた場合は背景のデザインや各スライドのノート、アニメーションなども再現されるほか、スライドショーとして表示もできるので、スマートデバイスのみを持参し、プロジェクターに投影させるコネクタさえあればプレゼンも出来ます。

図10 iPhone用PowerPointで開いたPowerPointファイル
図10 iPhone用PowerPointで開いたPowerPointファイル

 この様に、スマートデバイス標準のアプリでは満たせていなかった部分を満たし、いつでもどこでもどんな場所でもOfficeファイルを取り扱った業務ができるようになります。

 なお、iPhone/Android端末用アプリでは、やはり画面サイズもあるためビューアー+簡易編集止まりになりやすいですが、iPad/Androidタブレットでは機能が拡充され、操作できるエリアも多いため、カフェで、出先で各ファイルの編集が実用的なレベルで可能になります。

 iPadやAndroidタブレットが出たタイミングで社内の営業メンバーにタブレット端末を配布しているのであれば、タブレット用のOfficeアプリを入れることでより快適に業務が実現できるでしょう。

 Word/Excel/PowerPoint以外のアプリで注目すべきアプリとして、Outlook同等の機能を持つOWAがあります。OWAは陰に隠れがちですが、スマートデバイス上で必須とも言えるアプリです。

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既定の「メール」アプリでは無くOWAアプリを使うべき2つの理由

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト ナオキ(ナオキ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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