Jenkinsの設定
ログインの設定
インストール直後のJenkinsはログインについて何も制限が掛かっていない状態です。今回のJenkinsの用途では、デプロイや環境構築などのシステムで重要な役割を担いますので、ログインの制御を掛けておきましょう。
[Jenkinsの管理]-[グローバルセキュリティの設定]からセキュリティの有効化が可能です。セキュリティの有効化チェックボックスをオンにすると、アクセス制御メニューが表示されます。
Jenkinsではさまざまなユーザー認証の方式に対応していますが、今回はJenkinsのユーザーデータベースで設定していきます。Jenkinsのユーザーデータベースをオンにすると、「サインアップを許可」の項目が表示されます。まずはサインアップを許可した状態で保存しましょう。
ユーザー作成
ユーザーを作成するには、右上のサインアップのメニューからサインアップ画面で表示して、設定を行います。
サインアップすると、ユーザーが作成されます。
権限の設定
作成したユーザーでログインし、Jenkinsの管理から再度グローバルセキュリティの設定画面を表示します。
セキュリティのため、今度は「ユーザーにサインアップを許可」のチェックボックスを外して、登録されたユーザー以外はアクセスできないようにします。また、権限管理の項目を行列による権限設定に変更します。
ユーザーの追加ボックスが表示されるので、先ほど追加したユーザーを登録しましょう。下記の場合はAdministratorの権限で追加してあります。
今回は利用しませんでしたが、JenkinsはLDAPでの認証機能も持っているので、LDAPでユーザー認証を行える環境がある場合は、連携すると管理がとても便利なので使ってみてください。