Jenkinsの導入
Jenkinsはブラウザー上からボタン1つでJavaのビルドや登録したshellコマンドを簡単に実行することができます。また、Webhookやプラグインを用いて他のシステムとの連携も簡単に行うことができ、繰り返し作業の簡易化、自動化を行うにはうってつけのツールです。
Jenkinsはさまざまな導入方法が用意されてますが、今回は公式のリポジトリを使って、yumコマンドでインストールを行っていきます。また、後半ではHipChatと連携させてジョブの実行結果をHipChatに連携させるまでの手順を紹介します。
リポジトリの設定
まずはリポジトリの設定を行います。下記では、Jenkinsのリポジトリの設定ファイルとGPGkeyのインポートを行っています。
wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo rpm --import http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.key
リポジトリが設定できているかを確認しましょう
yum info jenkins
下記のような出力が得られればOKです(バージョンごとの細かな差異はあります)。
インストールと起動確認
インストールは下記コマンドで行います。
yum install jenkins
インストール後、下記コマンドで起動できます。
/etc/init.d/jenkins start
起動したら、ブラウザーから下記にアクセスします。
http://<host>:8080
正常にインストールされた場合、下記の画面が表示されます。
起動時に落ちる場合は、JDKがインストールされているかどうか、JDKのバージョンが正しいかどうかをチェックしましょう。