今回使用する環境
まずは今回使用する環境の概要です。JenkinsのインストールされているJenkinsサーバー(CIサーバー)上でJenkinsからAnsibleを実行し、各アプリケーションサーバー、DBサーバーの構築を行います。
Ansibleの導入
Ansibleはプロビジョニングツールの一つで、あらかじめ用意した設定ファイルに基づき、サーバーの設定やサーバーの起動停止などを行えます。同様のツールとしてChefやPuppetがありますが、本稿ではAnsibleと各ツールとの違いについては触れません。
Ansibleのインストール
まずはJenkinsのサーバーAnsibleをインストールする所から始めましょう。Ansibleは下記コマンドでインストールできます。
sudo yum install ansible
補足
Ansibleのパッケージはepelで提供されています。上記のコマンドでインストールに失敗する場合は、次のコマンドでepelパッケージを有効化してください。
yum install http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
正常にインストールされた場合、下記のコマンドでバージョンを確認できます。
ansible --version