こんにちは、dotstudio株式会社で、IoTや技術系の記事を編集しているエディターの榎本麗(@uraranbon)です。
これまで4回にわたり、ものとインターネットを繋げる「IoT」に興味のある方向けに、ハッカブルなIoTデバイスを紹介してきました。ですが、中にはハックやプログラミングにあまり挑戦したことがない方もいると思います。
そんな今回は、手軽にIoTに挑戦できる 電気を通すものならなんでもコントローラーにできる「Makey Makey」 を紹介したいと思います! クリップで挟むだけで電子ハックに挑戦できるので、電子工作やIoTに興味のある初心者やお子さんには特にオススメです。
Makey Makeyとは
今回紹介するのは、電子製品や教育に力を入れているアメリカのSparkFun Electronicsが制作した「Makey Makey」と言われるデバイスです。
Makey Makey
コントローラーのような表からは、上下左右の方向キーとSPACEバー、CLICKを接続できます。裏面には、マウスポインタや一部のキーボードと連携できるコネクタがついています。
1982年に創刊されて以来、多くの読者に愛されているアメリカの月刊誌『Popular Science』が主催する「Best Tech Toys of 2014」と「Best of Toy Fair 2014」を受賞しています。
ミノムシクリップ付きコードで繋ぐだけ
Makey Makeyは、パソコンに接続して繋ぎたいものをクリップで挟むだけでハックできるという手軽さが売りのデバイスです。MacとWindowsに対応していて、Macは設定なしですぐに使えます(Windowsはドライバのインストールが必要)。
電気を通すものなら何でも使える
食べもの(野菜や果物、魚介類、お菓子、乳製品)や植物(乾燥しすぎていないもの)、粘土、鉄(コインやマグネット、ネジ、ナイフ、鍋)、そして人など、電気を通すものなら何でもスイッチにできます。
鉛筆の芯も電気を通すので、紙に書いたイラストをスイッチにすることも可能です。
このように、ベーコンレタスバーガーでクラウドサーバーを立てるというユニークな動画まで登場しています。
ということで、さっそくMakey Makeyに触ってみましょう!