対象読者
IoTに興味があり、JavaScriptの基本的な知識がある方を対象とします。
はじめに
Tessel 2の一番の特徴は、何と言っても、いろいろなモジュールをかんたんに接続できることでしょう。そこで今回は、気候センサーモジュールを使って、気温や湿度を計測してみます。
モジュールとは
Tessel 2の本体には、ハードウェアモジュール拡張用に2つのポート(10pin)がついています。このポートに、いろいろな機能を搭載したモジュールをカチッと差し込むだけで、利用できるようになっています。
また、これらのハードウェアモジュールをプログラムで制御するのも、とてもかんたんです。すべてNodeモジュールとしてnpmで公開されているので、require文で読み込むだけで利用できます。
ハードウェアモジュール(10pinポート用)
現在ハードウェアモジュールは、次のようなものが用意されています。
- 加速度センサー
- 環境センサー(光と音)
- 気候センサー(気温と湿度)
- GPSセンサー
- 赤外線モジュール
- リレーモジュール
- RFIDセンサー
- サーボモジュール
- 自作用ベースモジュール
ハードウェアモジュール(USBポート用)
また、Tessel 2にはUSBポートもついており、そこにPC用の汎用的なUSBモジュールも接続可能です。今のところ、下記のUSBモジュールが利用できるようです。執筆時点では、3Gとストレージをのぞいて、Nodeモジュールの公開もされています。
- オーディオ
- カメラ
- Bluetooth LE
- 3G
- ストレージ