こんにちは、dotstudio株式会社で、IoTや技術系の記事を編集しているエディターの榎本麗(@uraranbon)です。
ものとインターネットを繋げる「IoT」に興味のある方向けに、ハッカブルなIoTデバイスを紹介する本連載も、第7回を迎えました。今回紹介するのは名前も見た目も春らしい「GR-SAKURA」です。
GR-SAKURAとは
今回紹介する「GR-SAKURA」は、ルネサスエレクトロニクス株式会社が企画する、アイデアとエレクトロニクスをつなげるプロジェクト「GADGET RENESAS(がじぇるね)」が作ったマイコンボードです。
GR-SAKURA
- 正式名称:GR-SAKURA(じーあーるさくら)
- バッテリー:非搭載
- 電源共有方法:USB給電
- Wi-Fi:非搭載
- Bluetooth:非搭載
オンラインで開発ができる
専用のオンラインエディタ(Webコンパイラ)が用意されているので、専用のソフトなどをインストールする必要がありません。ゲストログインからすぐに開発をおこなうことも可能な他、会員登録をすれば自分のデータを残すこともできます。
ドラッグ&ドロップでプログラムを書き込める
GR-SAKURAへの書き込みは、保存したプログラムをGR-SAKURAにドラッグ&ドロップで配置するだけでOK。ファイルのコピーが終わり次第、自動的にGR-SAKURAがファイルを実行します。
ボディがピンクなのは「女子大生の電子工作のきっかけになれるように」
GR-SAKURAの本体はさくら色ですが、他にもがじぇるねが提供しているボードはほとんどがピンク色となっています。これには「女子大生の電子工作に触れるきっかけになれば」という思いが込められているそうです。「ピンク色でかわいい!」から始まればとのこと。電子工作を広めたい、そんな思いが伝わってきます。
ということで、さっそくGR-SAKURAに触れていきましょう。