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[B-9]作った価値をいち早く届ける「フルサイクルな開発者」とは?

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■イベント:
Developers Summit 2021 Summer 講演資料まとめ
■講演日時:
2021年07月30日(金)17:30 ~ 18:35
■講演者 :
南大津 寛[VOYAGE GROUP/Zucks]/古澤 智裕[メルカリ]/山口 真親[みらい翻訳]
■タグ
エンジニア組織  

講演資料

セッション概要

変化の早い時代では、プロダクトやサービスをただ作るだけでなく、その価値をいち早くユーザーに届けることが求められます。そのためのアプローチとして最近注目されているのが、プロダクトやサービスのライフサイクルのすべてに開発者が関わる「フルサイクルな開発」です。
このセッションでは、いち早く「フルサイクルな開発」を取り入れ、実践している3社の取り組みをお届けします。

『Zucksにおけるフルサイクル開発者の文化』南大津 寛[VOYAGE GROUP/Zucks]
アドプラットフォームを運営しているZucksでは、エンジニアリングで圧倒的スピードで価値を提供することを重視してきました。 そんな中たどり着いた「フルサイクル開発者」というモデル。一口にフルサイクル開発者といっても、その細かいやり方や考え方は、現場に応じて変わってくると思います。弊社で実践しているプラクティスをご紹介することで、Zucksにおけるフルサイクル開発者の文化を感じ取っていただければと考えています。

『フルサイクル開発のための組織的エッセンス(仮)』古澤 智裕[メルカリ]
フルサイクル開発チームを会社組織で実現するために必要な体制についての試行錯誤をご紹介します。フルサイクル開発実現のためにはチームのスキルやマインドセットの他、チームが持つアイディアを洗練させていく必要があります。実際にチームの持つアイディアをブラッシュアップする方法について考え、それをどのように推進していったかを紹介します。また、それによってどのように組織が変わっていったかについても紹介していきます。

『さぁ、フルサイクル開発をはじめよう』山口 真親[みらい翻訳]
みらい翻訳では「言語の壁を超えて、新しい生活と仕事の様式をもたらす共通語となる機能を2028年までに作る」ことをビジョンとし、機械翻訳サービスを開発しています。

現在私たちはビジョン実現のため、自律的な開発チームを作り、開発スピードを上げていきたいと考えています。
DevOpsをさらに一歩進めた開発体制として提唱された「フルサイクル開発」というモデルがその理想に合うと考えましたが、始めてみると課題は山ほどありました。

どうすればフルサイクル開発を実現できるか?本当にフルサイクル開発に近づいているのか?
そんなことを考えながら取り組んできたみらい翻訳の現場の課題をご紹介することで、フルサイクル開発のことを初めて知った方、興味を持ち始めた方々の中に、これからフルサイクル開発をやってみようと思える方が少しでも増えればと思っています。

講演者プロフィール

南大津 寛[VOYAGE GROUP/Zucks]

株式会社VOYAGE GROUP(CARTA HOLDINGS) / 株式会社Zucks
アドプロダクト事業本部 エンジニア

2009年に株式会社VOYAGE GROUPに入社後間もなく、アドテクノロジーの領域に身を投じる。現在では株式会社Zucksで「Zucks Ad Network」の開発、運用を主な業務とし、効率的なソフトウェアライフサイクル実現のために、フルサイクル開発者を体現していけるよう日々奮闘している。


古澤 智裕[メルカリ]

株式会社メルカリ
パーソナライゼーションチーム スクラムマスター / ソフトウェアエンジニア

データサイエンスとソフトウェアエンジニアリングの楽しさに出会いいつの間にかITの世界へ。大学院卒業後は図書館情報学をバックグランドとして情報検索や情報推薦のプロダクト開発に従事。2019年より株式会社メルカリに入社し、検索評価やレコメンドシステムのプロトタイプ開発に取り組む。その後、PMとしてレコメンデーションチームの立ち上げを経て、現在はスクラムマスター兼ソフトウェアエンジニアとしてチームによる研究開発を推進している。

山口 真親[みらい翻訳]

株式会社みらい翻訳

大学卒業後に入社したSIerで人事給与システムの開発・運用に従事。開発と兼任してDBAを行っていた経験から、ネット広告の事業会社にインフラエンジニアとして転職。トラフィックの多い広告・デジタルマーケティング系サービスのインフラ運用を経験した後、開発マネジメントに携わる。2020年9月からは株式会社みらい翻訳にて機械翻訳SaaS「Mirai Translator」開発チームのエンジニアリングマネージャーを務める。

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