CodeZineを運営する翔泳社より、9月16日(火)に書籍『マルチクラウドセキュリティの教科書 クラウド横断で実現する堅牢なセキュリティ基盤』が発売となりました。
本書はAWS、Azure、Google Cloud、OCIという4大クラウドに精通した著者陣が、マルチクラウド環境におけるセキュリティの実践的アプローチを解説した書籍です。
今、ITシステムの中核にクラウドが活用されるようになり、さらに依存リスク回避などの利便性から複数のクラウドサービスを組み合わせたマルチクラウドの利用も当たり前の選択肢となっています。
そのセキュリティはより複雑で高度なものが求められるようになった一方で、対策のための知見が広く普及しているわけではありません。
本書ではその課題に対応すべく、マルチクラウドセキュリティに関する幅広いトピックを取り上げ、540ページ超にわたって基礎から応用まで詳細に説明しています。堅牢なセキュリティを構築するための全体像を理解できる内容で、著者陣が推奨するベストプラクティスを学べます。
今後もマルチクラウド戦略は多くの企業で採用されることが見込まれるため、セキュリティの知識と実装力を持つエンジニアには大きなチャンス。ぜひ本書をご活用ください。
本書で扱うテーマ
- セキュリティ原則と設計思想:多層防御、ゼロトラストモデル
- IAMとアクセス管理:統合アイデンティティ、多要素認証(MFA)
- ネットワークセキュリティ:VPC設計、ファイアウォール
- データ保護とコンプライアンス:暗号化、データ損失防止(DLP)、プライバシー規制
- アプリケーション・IaCセキュリティ:DevSecOps、セキュアコーディング
- 運用と監査:ログ管理、脅威インテリジェンス、SIEM、インシデント対応、各種セキュリティフレームワーク
- 生成AIセキュリティ:AIリスクとガードレール機能、最新動向
目次
Chapter1 マルチクラウドセキュリティの紹介
Chapter2 クラウドの概念、アーキテクチャ、および設計
Chapter3 クラウドプラットフォームとインフラセキュリティ
Chapter4 クラウドアプリケーションセキュリティ
Chapter5 クラウドデータセキュリティ
Chapter6 クラウドセキュリティオペレーション
Chapter7 法規制、監査、リスク、およびコンプライアンス
Chapter8 クラウドにおける生成AIセキュリティ
Chapter9 サードパーティのマルチクラウドセキュリティに関する市場動向
Chapter10 本書のまとめと将来の展望
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