Cursorは、機能開発やマイグレーション、アプリ全体の構築といった大規模な作業に対応する新機能「Projects」をベータ版として公開し、同日より全ユーザーへ順次提供を開始した。数か月に及ぶ作業のコンテキストを維持し、数千のサブエージェントにタスクを委任できる。
Projectの監督は「コーディネーターエージェント」とのチャットで行う。コーディネーター自身はコードを書かず、実際に書く他のエージェントへ指示を出す。実行ではなく委任に徹するため処理待ちでブロックされず、常に指示に応答できるという。
中核となるのは3つの機能。Projectは専用のコンピュータ上で実行されるため、ノートパソコンを閉じても止まらず、多数のサブエージェントを並列実行できる。自分のマシンでのテストが必要な場合はローカルエージェントを立ち上げる。
また、各Projectはクラウドおよびローカルマシン間で同期されるファイル群を保持し、リサーチ結果やコードベースについて学んだこと、好む作業の進め方を蓄積する共有コンテキストを備える。さらに「Subscriptions」により、Slackチャネルの監視やスケジュール実行、PRの追跡とCIの修復などをプロンプトなしに実行できる。
Cursorは社内で数か月間Projectsを使用し、数百件のPRに及ぶマイグレーションやデザインシステムの一貫性維持などを進めてきた。新規ユーザーはマージするPRが30%増え、主にProjectsを使うユーザーは6倍のPRをマージしているとしている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営する開発者のための情報メディアです。日々の開発に取り組むエンジニアやテクノロジーを学びたい方に向けて、プログラミングやAI活用、開発ツール、エンジニアの学びとキャリアに関する記事をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
