AWSは9月4日(現地時間)、Amazon ECSのサービスのローリングデプロイにおいて、早期成功基準のサポートを開始したと発表した。
早期成功基準では「正常率」を設定する。正常率とは、必要数のタスクのうち、デプロイが成功としてマークされるまでに対象のサービスリビジョン上で実行中かつ正常になっている必要があるタスクの割合を指す。たとえば必要数が100、正常率が90%の場合、Amazon ECSは90個のタスクが正常になった時点でデプロイを成功としてマークする。残りのタスクは、デプロイライフサイクルの外で、通常のサービススケーリングとして引き続き起動する。
GPUで高速化された推論ワークロードのように、ハードウェアの空き状況によってタスクの起動時間が長くなることがある、特殊なキャパシティや制約のあるキャパシティで実行されるワークロードに役立つ。また、デプロイのロールバックモニタリングを適用する期間もより細かく制御でき、設定した成功基準が満たされるまでデプロイを保護しつつ、その後のスケールアウトは通常のサービススケーリングとして継続される。
あわせて、ソースサービスリビジョンのクリーンアップ方法として「BLOCKING」または「DEFERRED」を指定できる。BLOCKINGでは成功と判定する前にソースリビジョンのクリーンアップを完了する。DEFERREDでは基準が満たされた時点で成功と判定し、ソースリビジョンのタスクをデプロイとは切り離して非同期にドレインする。長時間のアクティブな接続やタスクスケールイン保護を使用しているサービスに役立つとしている。
同機能はすべてのAWS商用リージョンとAWS GovCloud(米国)リージョンにおいて、ローリングデプロイ戦略で利用できる。AWSマネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK、Infrastructure as Code(IaC)ツールを使用して、新規および既存のAmazon ECSサービスに設定可能だ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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