こんにちは、エンジニアのちゃんとく(@tokutoku393)です。本業ではPHPでバックエンド開発をする傍ら、テクニカルライターとしてdotstudioに参加しています。
「IoT」というワードが流行って久しく、個人でハックを楽しむ人やイベントも増えてきました。現在では、半田付けなしに繋げられたり、ノンプログラミングで開発できたりと、難しい知識なしで簡単に扱えるIoTデバイスが増えてきています。
今回は、子供向けプログラミング言語「Scratch」で動かせるセンサーボード「nekoboard2」を紹介します。
nekoboard2とは
スイッチサイエンス社が発売している、音センサーや明るさセンサー、スライダーなどが初期搭載されたセンサーボードです。子供向けプログラミング言語「Scratch」で動かすことができ、見た目もとっつきやすいネコ型になっています。
nekoboard2
- 正式名称: nekoboard2(ねこぼーど つー)
- バッテリー:非搭載
- 電源供給方法:Micro USB給電
- Ethernet:非搭載
- Wi-Fi:非搭載
- Bluetooth:非搭載
- 値段:2,500円
Scratchで簡単プログラミング
Scratchはドラッグ&ドロップで簡単に遊べる子供向けプログラミング言語です。インストールなしですぐに遊べる「Scratch 2.0」や、オフラインでも楽しめる「Scratch 2 Offline Editor」などが用意されています。
Scratchのプログラムの構造や動かし方は他の言語と同様なので、プログラミングを始める練習にもなります。
音センサー、光センサーなど機能も充実
nekoboard2は音センサー、明るさセンサー、スライダーなどを初期搭載しているため、他のデバイスなしで手軽に遊び始めることができます。
ボード上にはそれぞれの機能の名前が書いてあり、初めてボードを使う人でも安心です。
抵抗値センサーを使って独自プログラミングも可能
nekoboard2に搭載されている抵抗センサーコネクタを使って、Scratch用センサーボード「PicoBoard」の抵抗値センサーを使用することができます。
抵抗値を扱えるので、温度や発汗などから抵抗値を取得し独自のセンサーとしてプログラミングすることも可能です。