「母ちゃんはできないの?」に奮起した家庭内IoT、ブログ拡散力でキャリアアップ達成
ゆうこ 続いて、家庭内IoTについて綴ったブログが大ヒット、自宅IoT友の会、平愛美さんの登場です。
- 発表資料:家族で始める「やさしいIoT」
愛美 私も電子工作やるんで、ギャル電さんを真似してLEDブローチを作ってみました。(おもむろにブローチを取り出す)
会場 可愛いー。
愛美 それではよろしくお願いします。私、平愛美と申します。いつもは@mana_catでつぶやいています。自宅IoT友の会というコミュニティに所属しています。本業は、株式会社サーバーワークスでAWSエンジニアをやっております。家族は4人家族です。主にLinuxやIoT関連で寄稿をしています。
自宅IoT友の会について、本当だったら勉強会をやりたいのですが、子供が小さいため運営はほぼ無理なので、ブログでの活動報告を中心とする形にしました。
2014年、長男の保活(子供を預けるための保育園を探す活動)に見事失敗しました。保育園が入れなくて悩んで落ち込んでいたところに、長男のプラレールの無線コントローラーが壊れたんです。
「パパだったら直せるのにママ直せないの?」と泣かれたしまったんです…「ママはどうして直せないの?」と泣かれたら「ママだってできるよ!」と言ってしまい、電子工作を始めることになりました。ですが簡単にはいかなくて、ラズパイが増えていく反面お小遣いはすぐ消えて、半田付けや半田吸い取り機が使えなくて心が折れそうになりました。でも長男が「頑張って!」と言ってくれて、どんなにかっこ悪くても失敗しても諦めないでいたら、ついにIoTプラレールが成功して喜んでくれました。家族の絆も深まっていった感じです。息子に、失敗しても諦めない姿を見せられました。
そして、SORACOMのサービスが始まりまして、SORACOMについてブログを書いたらヒットして、出版社の方から声がかかるようになりました。これが私自身のチャンスになりました。私自身は家庭にいるので、家族目線でいます。IoTは家でもできるものです。次男のために湿度管理をしたくて、温度と湿度と気圧をどこかに記録できたらいいなと思って、手軽なものは何かな、と考えました。「なーむすちゃん」というTwitter botを作って、1時間ごとに温度と湿度を勝手につぶやいてくれる仕組みを作りました。他にも、父ちゃん(夫)が海外出張中に子供が寂しくないように、世界中どこからでもクリスマスツリーをLチカ(点灯)させる仕組みもあります。
私に影響された父ちゃんは、水耕栽培始めました。ブログ読者さんから電気代高いんじゃない?との声があったのでNASの排熱を使ったり。
そして、完成したIoTプラレールはこちらです。
仕組みの説明ですが、MQTTのプロトコルで、Raspberry Pi Zeroを使ってプラレールを制御しています。
通信はSORACOM Airを使っています。単純そうに見えるのですが、内容が結構ガチですね。最近流行りのサーバーレスです。

結果としてはIoTの波に乗れたこと、自宅でできる仕事をしたことで子供達が保育園に入ることができました。電子工作を諦めなかったおかげです。長男の「なんで電子工作できないの?」この言葉のおかげで今があるんです。
