ノルウェーのVivaldi Technologiesは、Raspberry PiなどのARM搭載端末上で動作するLinux向けのWebブラウザ「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」の、無料で利用可能な実験用ビルドを12月5日(現地時間)に公開した。
「Vivaldi」は、Windows、macOS、Linux向けのWebブラウザ。リソース節約のためにアニメーションGIFを無効にする機能や、狭い画面でも必要な情報を読み取りやすくするリーダーモードなど、パフォーマンス向上のための詳細なカスタマイズ機能が特徴で、タブのグループ化、スクリーンショット、メモ機能なども備えている。
Linux版については、これまでx86/x86_64に対応していた。今回のARM搭載端末への対応によって、「Raspberry Pi Zero」「Raspberry Pi 2」「Raspberry Pi 3」「CubieBoard」「ASUS Tinker Board」といったARMプロセッサをベースにしたシングルボードコンピュータでも利用できるようになる。
【関連リンク】
・Vivaldi Technologies
・「Vivaldi for Linux ARM」(ファイルへの直リンク)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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