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UWPアプリ開発の最前線

UWPアプリを作るとき、画面遷移やアーキテクチャで悩んだら!?
~Windows Template Studioを使ってみよう

UWPアプリ開発の最前線 第11回

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生成されたプロジェクトを試す

 Windows Template Studioでプロジェクトを生成したら、すぐに試してみることができます。さっそく、デバッグ実行してみましょう。

Mainページ(Blankページ)

 アプリが起動すると、Mainページが開いた状態で立ち上がります(次の画像)。これはBlankページでしたから、その中身は空っぽです。また、起動と同時に画面の右下にトースト通知が出てきます。先ほどトースト通知の機能を追加したので、そのデモとして出ているものです(変更方法は後ほど説明します)。

とりあえず動かしてみる その1:Mainページ
とりあえず動かしてみる その1:Mainページ

DataGridページ

 ハンバーガーメニューは、左上のハンバーガーボタン[≡]をクリックするか、ウィンドウの横幅を広げると展開できます。ハンバーガーメニューの2つめ、[DataGrid]を選ぶとDataGridページに切り替わります(次の画像)。サンプルデータも自動生成されているので、どのようにデータが表示されるのかがよく分かります。このページで利用しているDataGridコントロールの使い方は、連載第9回で解説しています。

とりあえず動かしてみる その2:DataGridページ
とりあえず動かしてみる その2:DataGridページ

WebViewページ

 WebViewページは、WebViewコントロールを使ってWebページを表示します(次の画像)。[進む]/[戻る]ボタンなども実装されていて、簡易Webブラウザになっています。

とりあえず動かしてみる その3:WebViewページ
とりあえず動かしてみる その3:WebViewページ

Mapページ

 MapControlコントロールを使って地図を表示するページです(次の画像)。

とりあえず動かしてみる その4:Mapページ
とりあえず動かしてみる その4:Mapページ

 地図の下側に赤い文字で「Warning: MapServiceToken not specified.」という警告が出ています。MapControlコントロールを正式に利用するには、Bing Maps Dev Centerに登録しないといけないのです。どのようにすればいいのでしょう? 答はMapページのコードビハインドにあります(次の画像)。そこに書かれているURLをCtrlキーを押しながらクリックすると、Bing Maps Dev CenterのWebサイトが開くので、そこで手続きができます。トークンを取得したら、string.Emptyのところをトークンに置き換えて、その行のコメントを外します。

Bing Mapsサービスのトークンを取得するURL
Bing Mapsサービスのトークンを取得するURL(MapPage.xaml.cs

InkSmartCanvasページ

 InkCanvasコントロールを使った、手書き入力ページです(次の画像)。マウス/タッチ/ペンで描けるだけでなく、図形と文字の認識もできるように作り込まれています。

とりあえず動かしてみる その5:InkSmartCanvasページ
とりあえず動かしてみる その5:InkSmartCanvasページ

Settingsページ

 Settings(設定)ページには、カラーテーマの切り替え(ライト/ダーク)と、アプリのバージョン情報などが表示されています。次の画像は、ダークテーマに切り替えたところです。

とりあえず動かしてみる その6:Settingsページ
とりあえず動かしてみる その6:Settingsページ

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この記事の著者

biac(ばいあっく)

HONDA R&Dで自動車の設計をやっていた機械屋さんが、技術の進化スピードに魅かれてプログラマーに。以来30年ほど、より良いコードをどうやったら作れるか、模索の人生。わんくま同盟の勉強会(名古屋)で、よく喋ってたりする。2014/10~2019/6 Microsoft MVP (Windows Devel...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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