生成されたプロジェクトを試す
Windows Template Studioでプロジェクトを生成したら、すぐに試してみることができます。さっそく、デバッグ実行してみましょう。
Mainページ(Blankページ)
アプリが起動すると、Mainページが開いた状態で立ち上がります(次の画像)。これはBlankページでしたから、その中身は空っぽです。また、起動と同時に画面の右下にトースト通知が出てきます。先ほどトースト通知の機能を追加したので、そのデモとして出ているものです(変更方法は後ほど説明します)。
DataGridページ
ハンバーガーメニューは、左上のハンバーガーボタン[≡]をクリックするか、ウィンドウの横幅を広げると展開できます。ハンバーガーメニューの2つめ、[DataGrid]を選ぶとDataGridページに切り替わります(次の画像)。サンプルデータも自動生成されているので、どのようにデータが表示されるのかがよく分かります。このページで利用しているDataGridコントロールの使い方は、連載第9回で解説しています。
WebViewページ
WebViewページは、WebViewコントロールを使ってWebページを表示します(次の画像)。[進む]/[戻る]ボタンなども実装されていて、簡易Webブラウザになっています。
Mapページ
MapControlコントロールを使って地図を表示するページです(次の画像)。
地図の下側に赤い文字で「Warning: MapServiceToken not specified.」という警告が出ています。MapControlコントロールを正式に利用するには、Bing Maps Dev Centerに登録しないといけないのです。どのようにすればいいのでしょう? 答はMapページのコードビハインドにあります(次の画像)。そこに書かれているURLをCtrlキーを押しながらクリックすると、Bing Maps Dev CenterのWebサイトが開くので、そこで手続きができます。トークンを取得したら、string.Empty
のところをトークンに置き換えて、その行のコメントを外します。
InkSmartCanvasページ
InkCanvasコントロールを使った、手書き入力ページです(次の画像)。マウス/タッチ/ペンで描けるだけでなく、図形と文字の認識もできるように作り込まれています。
Settingsページ
Settings(設定)ページには、カラーテーマの切り替え(ライト/ダーク)と、アプリのバージョン情報などが表示されています。次の画像は、ダークテーマに切り替えたところです。