テクマトリックスは、米Parasoft Corporationが開発したJava対応テスト自動化ツール「Jtest 10.4.2」を、9月19日に発売した。また、「Jtest 10.4.2」の単体テストアシスタント機能を3か月間、5名で利用できるサブスクリプションライセンス「Jtest Unit Test Edition」も販売する。
「Jtest」は、高品質なJavaシステムの開発とテスト工数の大幅な削減を支援するJava対応テスト自動化ツール。
今回発売した「Jtest 10.4.2」では、単体テストを効率化する単体テストアシスタント機能を強化し、モックの自動生成機能においてテスト対象クラスからアクセス不能なフィールドを検知し、自動的にモックを生成するようになった。さらに、privateメソッドのテストケース作成や、例外のアサーション作成にも対応している。
また、従来はオプションだったSpring単体テスト自動作成機能と変更ベースのテスト機能が標準搭載されるとともに、Eclipseに加えてIntelliJもサポートした。
さらに、静的解析ルールの追加・改善が行われ、フロー解析では新たにメソッドの戻り値のチェックを統計的に行うルールなど、3つのルールが追加されている。加えて、セキュリティ関連のルールが19個追加されたほか、OWASP TOP 10 2017やPCI DSSなど7種類のセキュリティコンプライアンスにも対応した。
ほかにも、静的解析や単体テスト結果を収集し、グラフやリストでビジュアル表示する「Parasoft DTP」の強化も行われている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です