グレープシティは、ドキュメントを生成・更新する開発支援APIライブラリシリーズ「DioDocs(ディオドック)」の新バージョンとして、「DioDocs for Excel V3J」と「DioDocs for PDF V3J」を、12月18日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、1開発ライセンスあたりのイニシャル価格は352000円、2年目以降のリニューアル価格は176000円(どちらも税込)。
「DioDocs」は、開発環境や運用環境で専用ソフトウェアを用いることなく、システム出力などで利用される文書ファイルを生成または更新できるAPIライブラリ。
「DioDocs for Excel V3J」は、新機能としてテンプレート構文を搭載し、帳票に埋め込むデータフィールドや変数、計算式などを設定して、データソースからデータを反映して帳票を作成するまでの一連の処理を、より少ないコードで実装可能にした。
ほかにも、ワークシート上の縦棒/折れ線/円/横棒/面/散布図/株価/レーダー/組み合わせの各チャートのPDFへの出力、スライサーのPDF出力、「Excel 2016」からサポートされたツリーマップ/サンバースト/ヒストグラムとパレート図/箱ひげ図といったチャートへの対応、PDF出力時のドキュメントプロパティやセキュリティオプションの設定、ワークブックの保護機能、チャートのみのシートの作成、シェイプのグループ化といった新機能が追加されている。
「DioDocs for PDF V3J」は、新たにHTMLページをPDFおよび画像ファイル(JPEG/PNG)へ出力できるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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