MMM(エムエムエム)は、老朽化したレガシーシステムにつきまとう技術的負債を解消し、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する「レガシーシステムのリプレイス」サービスの正式提供を、1月24日に開始した。
MMMは、クラウド領域に特化したシステムインテグレーター。これまでクラウド技術を活用し、システムのリプレイス(移行)やモダナイゼーション(先端技術の適用)を行うことで、レガシーシステム(老朽化して簡単には変更できないシステム)の技術的負債を解消するための専門知識の獲得やワークフローの検証を進めてきた。
今回、性能の劣化により不具合が頻発するなどの問題が発生しやすいレガシーシステムに悩まされ、高い保守・運用コストをかけている企業を対象に、専門のクラウド技術で課題解決を行う「レガシーシステムのリプレイス」サービスが公開された。
「レガシーシステムのリプレイス」サービスでは、現行のコードが複雑化しており、本来あるべきビジネスロジックとの乖離がある場合、ビジネスロジックを再整理した上で、スクラッチ(ゼロベース)で開発が行われる。現行のソースコードに改善の余地がある場合は、専門のエンジニアによるリファクタリング(内部的な改善)やモダナイゼーション(最新技術の導入)が行われ、システムのパフォーマンスやメンテナンス性の向上が可能となる。また、ビルドからテスト、デプロイまで、リリースプロセス全体を自動化する継続的デリバリー(CD)が実現できるため、リリースまでのサイクルを早めることができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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