Microsoftはロボット開発環境である「Microsoft Robotics Studio 1.5」をリリースした。あわせて「SUMO」「Soccer」のライブラリも提供されている。
Microsoftは5日、ロボット開発環境である「Microsoft Robotics Studio 1.5(CTP April 2007)」をリリースした。あわせて「SUMO」「Soccer」のライブラリも提供されている。
「Microsoft Robotics Studio 1.5」は、Microsoftが提供するロボット開発環境。C#やVB用の開発ツール群が含まれているが、GUIのみで作成ができることも特徴で、一切プログラミングをせずにドラッグ&ドロップのみでアプリケーションを作成することが可能となっている。
今回のリリースにあわせて、「Sumo Competition for Microsoft Robotics Studio 1.5」と「Soccer Simulation for Microsoft Robotics Studio 1.5」も公開されている。このうち「Sumo Competition」は、相撲をするロボットをプログラミングするもので、仮想環境でのシミュレーション機能も備えている。
リリースされている開発環境は、すべて無償でダウンロードできる。対応OSはWindows CE、Windows Server 2003 R2、Windows Server 2003、Enterprise Edition、Windows Vista、Windows XP 64-bitとなっており、開発環境としてVisual Studio 2005ファミリーに対応している。
また、公式サイトも用意されており、Microsoftやサードパーティなどによるチュートリアルや実例が数多く紹介されている。
参照サイト:
Microsoft Robotics Studio Developer Center
ダウンロード
Microsoft Robotics Studio 1.5(CTP April 2007)
Sumo Competition for Microsoft Robotics Studio 1.5(CTP April 2007)
Soccer Simulation for Microsoft Robotics Studio -- 1.5(CTP April 2007)
CodeZine:今度はロボット、「Microsoft Robotics Studio」がリリース
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