SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

ディープラーニングフレームワーク「SmallTrain ver.0.2.0」のソースコード、GitHubにて公開

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Geek Guildは、商用AIサービスのための高精度なAI学習済みモデルの開発に使えるディープラーニングフレームワーク「SmallTrain ver.0.2.0」のソースコードを公開した。

 SmallTrainは、ライブラリ機能とラッパー機能を兼ね備えたオープンソースフレームワークで、Kerasのように使用可能であり、多様なデータを学習済みのAIモデルを起点に、転移学習をするだけで工数をかけずにAIを構築できる。

 SmallTrainを使用することで、精度を損なわず、大量のデータを取得する労力もかからず、ディープニューラルネットワークの迅速な開発が可能になる。また、MITライセンス準拠で、商用利用もできる。

 SmallTrainは、おもにPythonで記述されているTensorFlowのラッパーであり、将来はKerasやPyTorchのラッパーともなり、TensorFlow、Keras、PyTorchユーザーのかけはしとなることを掲げている。

 Pythonモジュール形式を採用しており、使い方はKerasやPyTorchと同様なので、習得にかかる時間が短縮されモデル構築により多くの時間を費やせる。

 モジュールの再利用によって、データサイエンスに関する事前の知識がなくてもディープニューラルネットワークを迅速に開発することが可能になっている。

 そのほか、同社のハイスペックなデータサイエンス手法・GPUマシンを使用してすでにトレーニングした学習済みモデルを公開しており、高精度モデルを起点としてさまざまな課題解決に最適なソリューションを提案できる。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/13186 2020/11/11 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング