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キャリアインタビュー(PR)

日本発、世界市場で戦う映像プラットフォームを作る!さまざまな現場のDXを支えるセーフィーCTOの挑戦

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 クラウド録画サービスによって、防犯用途のほか、店舗や工場、建設現場、医療現場などでのオペレーションの効率化など、映像を使ったDXを支えているセーフィー。2014年の創業から試行錯誤を重ね、単なるカメラによる録画サービスではなく、さまざまなアプリケーションとの連携も可能なクラウドプラットフォームとして日々進化をしている。今回は、セーフィー CTO 森本数馬氏に、プラットフォームの成長において重要なことや、これまで直面した課題とそれを乗り越える醍醐味について聞いた。

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スマートテレビの開発を機にプラットフォーム開発を志す

 森本氏とともにセーフィーを創業したCEO 佐渡島隆平氏と、取締役 下崎守朗氏は、ソニー木原研究所からスピンアウトしたモーションポートレートの出身。森本氏自身はソニーで10年勤務したあとに、ソーシャルゲームプラットフォームを提供するGREEで1年以上過ごしてモーションポートレートに入社する。ソニー時代は、システムLSIのマーケティングセールスや、ソフトウェア開発、プロダクトのミドルウェア開発に携わった。

 森本氏に転機が訪れたのは、スマートテレビ「Google TV」のプロジェクトだ。このときの経験から、自社のサービスやプラットフォーム作りに興味を持つようになる。「Google TVは、Android OSが主役です。Googleにとっては、ハードウェアベンダーはソニーでなくてもいいわけです。ビジネスをスケールするには、製品を切り売りするより、継続してサービスを提供するプラットフォーム開発を始めないといけないと思ったのです」(森本氏)

 そして、ソーシャルゲームが流行していた頃、GREEがアメリカのソーシャルゲーミングプラットフォームを買収したのを見て、世界中で展開するプラットフォームに魅力を感じて転職する。そこでは、インフラやサーバーサイド開発、モバイルアプリケーションSDK開発に携わった。

 その後移ったモーションポートレートでは、ニューラルネットワーク等を用いた機械学習技術をいち早く使っており、それと3Dグラフィックス技術を組み合わせて、画像を認識して3Dモデルを作って動かすサービスを提供していた。

 森本氏もそこでエンジニアとしてさまざまな開発をしながら、事業化の課題に直面していた。森本氏は「技術的にはすごく素晴らしいのですが、なかなかスケールするビジネスモデルを構築できませんでした。そこで佐渡島と下崎と私で、クラウドカメラのビジネスを考えました。会社に残ってそのまま事業化する選択肢もありましたが、スピード感をもって事業にコミットできる方法として、起業を選びました」と創業の経緯を振り返った。

セーフィー株式会社 取締役CTO 森本数馬氏
セーフィー株式会社 取締役CTO 森本数馬氏

さまざまな「現場」のDXを支えるプラットフォーム

 セーフィーは、カメラなどのセンサーデバイスを使って撮影した映像をクラウドに保存できるサービス。ユーザーは、スマートフォンやパソコンから、遠隔地の映像を確認できる。使いやすさと高いセキュリティにこだわったプロダクトであり、クラウドの特性を活かして、録画だけでなく、さまざまなシステムとAPI連携できるプラットフォームである。

 「映像」に焦点を当てたプラットフォームの開発の背景に関して森本氏は、「人は生活のなかで視覚情報に頼る部分が多いです。視覚によっていろいろなものを判断していると思いますが、我々の技術を使い、空間的に離れていても簡単に判断できるようになりますし、最終的には人の目を介さずに判断できるようにしていきたいと考えています」と話した。

 セーフィーはどのような現場で活用されているのか。森本氏は、聖マリアンナ医科大学病院での新型コロナの診療を例に説明した。セーフィーを活用して、集中治療室にいる患者の様子を遠隔で見ることで、医療従事者のリスクやストレスを最小限にしながら適切な治療を行うことができる。

 ほかにも、建設関連の現場監督が現地に行かずに同時に複数の施工現場を担当できるようになった例や、店舗で店員が入力していた顧客属性を映像の解析によって自動的に推定するという使い方なども紹介した。さまざまな「現場」のDXを実現しているのだ。

 「実際に現場に行かないと見えてこないことも色々あります。たとえば、飲食小売店に設置されたルーターの上に荷物が置かれてしまって、通信状況が悪くなるといったこともありました。また、改善要望の裏に本質的な課題があったりしますので、我々は現場を非常に重視しています」(森本氏)

 セーフィーは、カメラやセンサーのデバイスに加え、Webフロントエンド、モバイルアプリ、クラウド側のインフラやアプリケーション、AI、外部と連携するAPI、データ分析、業務システムなど、さまざまな領域のテクノロジーを扱っている。プラットフォームを展開するからこそ、必要となる技術であるが、ビジネスとしてはこれが参入障壁となっており、クラウド録画サービスのシェアトップ(47.5%)を走れる理由でもある。さらに森本氏はプラットフォームにこだわる理由のひとつとして、外部のパートナーと連携した課題解決も挙げた。

 「我々は、お客様の課題を広く解決したいと思っています。たとえば、顔認証ベースのサービスは我々で開発しており、その結果からさまざまな付加価値情報を抽出することができます。ただ、画像を利用した課題解決のニーズは他にもさまざまあります。これを1社でやるのではなく、プラットフォームとして、さまざまなパートナーを巻き込んで、補完しあいながらさまざまな現場の課題を解決していきたいのです」(森本氏)

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魅力的なサービスとしての核がなければ、プラットフォームは成長しない

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

近藤 佑子(編集部)(コンドウ ユウコ)

株式会社翔泳社 CodeZine編集部 編集長、Developers Summit オーガナイザー。1986年岡山県生まれ。京都大学工学部建築学科、東京大学工学系研究科建築学専攻修士課程修了。フリーランスを経て2014年株式会社翔泳社に入社。ソフトウェア開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集・企画・運営に携わる。2018年、副編集長に就任。2017年より、ソフトウェア開発者向けカンファレンス「Developers...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

篠部 雅貴(シノベ マサタカ)

 フリーカメラマン 1975年生まれ。 学生時代、大学を休学しオーストラリアをバイクで放浪。旅の途中で撮影の面白さに惹かれ写真の道へ。 卒業後、都内の商業スタジオにカメラマンとして14年間勤務。2014年に独立し、シノベ写真事務所を設立。雑誌・広告・WEBなど、ポートレートをメインに、料理や商品まで幅広く撮影。旅を愛する出張カメラマンとして奮闘中。 Corporate website Portfolio website

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