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.NET最新版でASP.NET Core

.NET 6でASP.NET CoreのMVCアプリケーションの基本を理解する

.NET最新版でASP.NET Core 第5回


プロジェクトを作成して実行してみる

 ここからは実際にアプリケーションを作成し、生成されるファイルの内容を見ながら具体的なところに踏み込んでいきましょう。まずはプロジェクトを作成します。

 本連載では、プロジェクト群を格納するフォルダをcz_aspdotnetとしています。作成していない方は、ここで作成しておいてください。引き続き、このフォルダを起点に作業します。ここで、Visual Studio Code(VSCode)を起動しておきます。コマンドの操作は、基本的にVSCodeのターミナル上で行っていきます。

プロジェクトの作成

 まず、cz_aspdotnetフォルダに移動します。そして、以下のコマンドでプロジェクトを作成します。

% dotnet new mvc -o MvcSample
テンプレート "ASP.NET Core Web App (Model-View-Controller)" が正常に作成されました。
…略…
正常に復元されました。

 ここで使われているdotnetコマンドについては、第2回で紹介していますのでそちらを参照してください。今回は、プロジェクトのテンプレートにmvcを指定しました(Razor Pagesではwebapp)。dotnet --listコマンドで表示できるテンプレートの一覧を見ると、「mvc」は「ASP.NET Core Web App (Model-View-Controller)」に相当し、言語はC#とF#で(既定はC#)、タグに「Web/MVC Blazor WebAssembly App」が指定されていることがわかります。

ビルドと実行の準備

 これで、MvcSampleフォルダに新しいプロジェクトが作成されますので、VSCodeのコマンドであるcodeで、このフォルダに移動しておきます。

% code -r MvcSample

[NOTE]VSCodeの設定

 macOSでcodeコマンドを有効化する方法、C#の実行環境のインストール、ビルドとデバッグに必要なアセットのプロジェクトへの追加、localhost上での実行のための開発用証明書を受け入れる設定については、本連載の第2回を参照してください。

プロジェクトの実行

 作成したプロジェクトは、すぐに[Ctrl]+[F5]キーで実行できます(デバッガなしの実行)。すると、デフォルトブラウザが起動しトップページが表示されます(図2)。

図05-02:MvcSampleのトップページ
図2:MvcSampleのトップページ

 何もないページですが、ナビゲーション上の「Privacy」リンクをクリックすると、Privacyページに移動します。プロジェクト作成直後は、トップページのHome、PrivacyページのPrivacy、そしてエラー画面のErrorの3つのページが作成されています。

プロジェクトの構成

 ここで、プロジェクトがどのような構成になっているかVSCodeのエクスプローラーで見てみましょう(図3)。

図05-03:MvcSampleの初期プロジェクト構成
図3:MvcSampleの初期プロジェクト構成

 プロジェクトには、Controllersフォルダ、Modelsフォルダ、Viewsフォルダ、wwwrootフォルダなどがあります。Razor Pagesでは、Pagesフォルダにページモデルやビューのファイルが集約されていましたが、MVCではControllers、Models、Viewsの3つのフォルダに分かれています。ページ指向のRazor Pagesに対し、コンポーネントごとの役割分担が明確なMVCでは、コントローラ、モデル、ビューのファイルをそれぞれのフォルダに分けて配置します。

 なお、wwwrootフォルダやその他のファイルについてはRazor Pagesと共通ですので、第2回を参照してください。

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 山内 直(WINGSプロジェクト ヤマウチ ナオ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook <個人紹介>WINGSプロジェクト所属のテクニカルライター。出版社を経てフリーランスとして独立。ライター、エディター、デベロッパー、講師業に従事。屋号は「たまデジ。」。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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