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.NET最新版でASP.NET Core

ASP.NET Coreでリアルタイム通信を実現! SignalRの使い方

.NET最新版でASP.NET Core 第12回

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 この回では、Webアプリケーションにリアルタイム処理を導入できるSignalRを紹介します。リアルタイムチャットのアプリケーションを作りながら、SignalRによるサーバプッシュ型のアプリケーション構築について取り上げます。

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はじめに

 本連載では、マルチプラットフォーム化が進む.NETと、そのWebアプリケーション開発フレームワークであるASP.NET Coreの全体像を俯瞰します。ASP.NET Coreは、アプリケーションの目的や開発スタイルに応じて選択することができる多彩なサブフレームワークを搭載しています。それらの基本的な性質や機能を読者に示すことで、ASP.NET Core導入の一助になることを目的とします。

対象読者

  • Core以前のASP.NETに慣れ親しんだ方
  • Web開発の新しい選択肢としてASP.NET Coreを理解したい方
  • ASP.NET Coreの多彩なフレームワークを俯瞰したい方

必要な環境

 本記事のサンプルコードは、以下の環境で動作を確認しています。

  • macOS Ventura / Windows 10(64bit)
    • .NET SDK 7.0.100

SignalRとは

 SignalRとは、Microsoftが開発したリアルタイム通信のためのフレームワークです。2013年という比較的古いリリースで、ASP.NET 4.5で最初のバージョンが組み込まれました。SignalRは単体でGitHubリポジトリで公開されており、オープンソースプロダクトとして独自にメンテナンスされています。本稿作成時点の最新バージョンは2022年1月にリリースされた2.4.3です。

SignalRの動作モデル

 SignalRの代表的な動作モデルを図1に示します。クライアントは、ハブのメソッドを呼び出してメッセージをサーバに送信します。サーバは、受信したメッセージをクライアントのメソッド(関数)を呼び出すことでクライアントに届けます。これにより、チャットやゲームなどのリアルタイム性の求められるアプリケーションがASP.NET Core上で実現できます。

 第10回で紹介したgRPCは、クライアントがサーバの手続き(メソッド、関数)を呼び出せるのみでしたが、サーバとクライアントがお互いにメソッド、関数を呼び出し合うことができるのがSignalRの特徴です。よって、サーバがクライアントからのアクションなしにメッセージを同報できる、サーバプッシュ型のアプリケーションも実現できます。

図1:SignalRの代表的な動作モデル
図1:SignalRの代表的な動作モデル

 以降で、それぞれの構成要素について紹介します。

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この記事の著者

WINGSプロジェクト 山内 直(WINGSプロジェクト ヤマウチ ナオ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook <個人紹介> WINGSプロジェクト所属のテクニカルライター。出版社を経てフリーランスとして独立。ライター、エディター、デベロッパー、講師業に従事。屋号は「たまデジ。」。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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